コラム
仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

「ゴールインしなさそう」濱口優と南明奈カップルに見る、結婚をめぐる男女のすれ違い

2015/02/22 16:00

 アッキーナも交際当初は、濱口との交際を前面に押し出していた。「うちの濱口さんがお世話になっております」と自分から共演者に挨拶するなど、女房気取りのふるまいが多かった。ところが、昨年の夏以降、濱口との結婚について聞かれると、「触れてほしくない」とでもいうように、だんだんとトーンダウンしていく。『2014→2015ツキたい人グランプリ~ゆく年くる年~』(フジテレビ系)で、濱口が「2015年の結婚を打診したが、まだ早すぎると結婚も同棲も断られた」と明かしているように、やはりアッキーナは今のところ、結婚したくないようだ。

 「東京ランウェイ2015 SPRING/SUMMER」の取材において、アッキーナは結婚をためらっているのは、「私がお仕事でやりたいことが見つかったから」と前向きな理由からであることを強調した。が、実はこれこそが、それなりに長く付き合っても、結婚しないカップルの典型だと私は思った。

 女は結婚する「相手」にこだわり、男は結婚の「時」を重視する。カップルのそれぞれが「今だ」と思うときは、実は非常に少ない。冒頭の「結婚なんて勢いだよ」という発言は、北斗晶のものだが、彼女も少ないタイミングを逃さなかった1人だろう。夫の佐々木健介の一目ぼれで始まった交際で、付き合ってからたった1カ月で結婚したが、不安はなかったという。アッキーナ、相手を失いたくないのであれば、結婚した方がいい。

 ところで、私が思う濱口のすごい点は、濱口の元カノたちは、濱口と破局後、メンタルを壊すことなく、それなりに成功していることである。特に倉科カナは、グラビアから女優へと転身、現在は『残念な夫。』(フジテレビ系)では準主役を演じ、竹野内豊との交際も報じられている。女の子は褒めると伸びるというが、それを実践する「濱口スクール」は誠に偉大である。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。
ブログ「もさ子の女たるもの

最終更新:2015/02/22 16:00
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