コラム
噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第256回】

テレビ朝日は責任負わず?「ももクロ」妹分、12歳アイドルの“半身まひ”事故を隠蔽か

2015/02/10 21:00

 問題は誰に責任があるか、だ。これまで番組収録などでタレントが事故に遭うことは度々あった。しかしテレビ局、下請け制作会社、所属事務所などの力関係で責任の所在は曖昧にされることが多い。しかし、今回は12歳の少女に後遺症が残る可能性さえある事故だ。警視庁は業務上過失傷害の疑いで関係者に事情を聞いているというが、これについて「自身」では興味深い弁護士コメントが掲載されている。

「局が制作会社に制作費を払って一任していれば、制作会社の責任が問われます」
「状況によっては、ガスを用意して渡したADも責任を問われるかもしれません」

 愕然、である。局ではなく制作会社の責任! ではテレビ局に対する責任はどうなるのか? それに関して「自身」では触れていないが、巨大資本を持つテレビ朝日に比べ、どんなに大手でも制作会社の責任となれば、賠償金の支払い能力も格段に下がる。しかも当然ADに責任があるとしても、制作会社の雇ったバイトや派遣の可能性もある。テレビ局の下請けシステムの元、どんどん責任がうやむやになるということだ。

 まるで原発事故を起こした東電の孫孫孫下請けシステムでの無責任ぶりや、自社の記者を危険地帯に派遣せず後藤健二さんのようなフリーランスから安いギャラで映像を買うマスコミの姿、そして「自己責任」の元、国の責任を放棄する安倍政権ともオーバーラップする事態でもある。責任の所在が下へ下へと降りて行き、最終的には霧散してしまう。

 テレ朝は今回の事故で検証委員会を設置したが、その委員長は同社の常務。これでは本当の責任の所在や原因などの解明、今後の事故防止などはなから期待できそうもない。12歳のアイドルの卵に最大限の治療と、回復を祈りたい。

 いやはや、3度目となった小向美奈子の覚せい剤所持での逮捕だが、意外性は何も感じなかった。「やっぱり」。一度手を出したクスリはやめられないものなのか。そんなことを思っていたら「週女」に覚せい剤に関係した驚きの記事が掲載されていた。2009年に覚せい剤で逮捕されたのりピーの前夫・高相祐一の独占インタビュー。しかもタイトルを見ると妻のことでも自分のことでもなく、どうやら同じ覚せい剤のASKAについて語っているらしい。はあぁ。

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