コラム
角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第81回
スタッフが発熱! 保育園経営者ですが調理師として給食を作りました
2015/02/07 16:00
また、学童に行くと友達と早く遊びたいのか、宿題が雑になり、やっつけ仕事感が見受けられるように。それには本人も気づいていて、「勉強したいから学童には行かない、家で勉強する」と本人が結論を出しました。そして学童を辞めたら、漢字のテストの点数が上がりました。学童が理由ではなく、学童に行かないことによって、体力と気力を勉強に充てられただけなのですが……。娘は、「お母さん、仕事があれば行っていいよ。家に1人でいて大丈夫だから」と言います。セコムを信じて、お留守番させる日も週に1日か2日ありますが、家に戻ると、前よりきれいに書かれた字の宿題が置いてありました。
また、「成績が3番に入りたいから、学校の勉強をやる塾に行きたい」と言い出したのです。よくよく聞くと、「成績がよければ、お母さんはなにも言わないでしょ。自由のために勉強するの」と言います。勉強に燃えることはいいことだし、成績に関する小言をたくさん言っている自分自身も、嫌いでした。「3番に入ったら、何にも言わないよ」と約束をし、入塾の手続きを進めています(笑)。付属私立小に入ったので、塾とは無縁だと思っていました。しかもまだ1年生ですよ。本人は「週3回行く!」と調子に乗っていますが、それはやりすぎなのでは? と本人をなだめ中です。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では7歳の愛娘の子育てに奮闘中。
最終更新:2015/02/07 16:00