ニッキー、デミ、メグ……イメージと違いすぎるセレブの本名
人気歌手レディー・ガガが、クイーンの名曲「Radio Ga Ga」をもじった芸名であることは有名な話だが、多くの海外セレブが芸名で活動をしている。彼らの中には、イメージとは異なる本名を持つ者がチラホラ。今回は、そんな「芸名と本名が違うセレブ」を紹介しよう。
■ニッキー・ミナージュ(本名:オニーカ・タニア・マラージ)
幼い頃から、オニーカという本名ではなく、「ニッキー」「クッキー」という愛称で呼ばれていたため、「ニッキー・マラージ」として芸能活動をすることを決意。しかし、歌手として初めて契約書に署名する際、当時のマネジャーから「マラージじゃなくて、ミナージュの方が語感がいい」と猛プッシュされ、激しく抵抗したものの、「ニッキー・ミナージュ」になった。本人は今も「ミナージュって名前はキライ」と断言している。なお、彼女は「バービー」とも名乗っているが、正式には「ハラジュク・バービー」。「ハラジュク」は「珍しいから」と説明している。
■ケイティ・ペリー(本名:キャサリン・エリザベス・ハドソン)
「キャサリン」の愛称である「ケイティ」と呼ばれてきた彼女は、16歳のときに「ケイティ・ハドソン」という名でゴスペル・アルバムをリリース。当時は周囲からも「ユニークな名前」と評価されていたが、ポップ・ミュージックに転向した際に「女優のケイト・ハドソンと紛らわしい」と指摘され、「語感のよいペリー」を採用。「ケイティ・ペリー」として活動するようになった。
ケイティは2009年、「ケイティ・ペリー」というファッションブランドを展開している女性に対して「アタシの名前をブランド名にしないで」と起訴。女性の本名はケイティ・ペリーで(スペルは異なる)、「自分の名前なのに」と涙ながらに訴えられたことからケイティは後日訴状を取り下げたが、「よほどケイティ・ペリーという芸名が気に入っているのだろう」と話題になった。
■デミ・ムーア(本名:デメトリア・ジーン・ガインズ)
ギリシア神話の女神デーメーテールにちなんだ美しい「デメトリア」という本名を持つ彼女は、幼い頃から「デミ」という愛称で呼ばれていたことから、芸能活動する際も「デミ」を採用。18歳のときに12歳年上のミュージシャン、フレディ・ムーアと結婚した際に相手の名字を名乗るようになり、4年後に離婚した後も名乗り続け、「デミ・ムーア」としてブレイク。ブルース・ウィリスと結婚し3人の娘を出産しても、アシュトン・カッチャーと再婚しても、「デミ・ムーア」として活動し続けている。なお、デミの三女タルーラは、13歳でルーラに改名。母娘そろって本名嫌いだと話題になった。