芸能
さくらの牙城崩れる?

たかじん冠番組終了で、“名前使用料”も消滅!? さくら夫人の『殉愛』マネーの行方

2015/01/28 11:45
やしきたかじんメモリアルウェブサイトより

 26日に行われたテレビ大阪の新春記者会見で、同局社長・青山高博氏が『たかじんNOマネーBLACK』の今春終了を示唆した。また番組名から「たかじん」の冠を外すことについても「あくまで検討中。(可能性は)ゼロではない」と否定せず、その理由については「平均視聴率5%を目標にしており、そこには若干届いていない」と説明していたが、ネット上では「番組を続けると、後妻のさくら夫人にお金が入るからでは」という見方がもっぱらのようだ。

 かねてから報じられている通り、昨年1月に死去したやしきたかじんを巡っては、その後その存在が公になった“未亡人”さくら夫人の存在が話題に。また夫婦の愛を描いたはずの百田尚樹著『殉愛』(幻冬舎)も、内容の誤りや取材不足などとネット上で問題視され、後にたかじんの長女が、出版差し止めを求める訴訟を起こす事態まで発展している。

「こうした背景、またさくら夫人に対する世論の反感などからしても、番組継続に疑問の声が出るのは当然でしょう。一部で報じられている通り、同番組をはじめ、現在放送中の『たかじん』の名前のつく冠番組は、さくら夫人が代表を務める会社に使用料を支払い続けています」(週刊誌記者)

 また一般ユーザーからの「取材不足」という指摘に対して、Twitter上で怒りを隠さなかった百田氏だったが、裁判に前後して“発言自粛”を宣言。しかし長女側が、百田氏のツイートが脅迫に当たるとして、東京弁護士会に人権救済を申し立てたことについては、「どのツィートが脅しにあたるのか、さっぱり、わかりません(^^)」(原文ママ)とコメントするという、自身の“舌禍”をまるで反省していない言動をみせている。

「各出版社に多大な影響力を持つ“売れっ子”の百田氏だけに、息のかかったメディアを使って擁護記事を書かせるという戦略を展開しましたが、月刊誌『宝島』(宝島社)はこの内幕を暴露。前号では『週刊文春』(文藝春秋)、最新号では『週刊新潮』(新潮社)が、どちらも百田氏やさくら夫人からの要請を受け、圧力に屈する形で記事を改ざんしたと報道。こうした暴露記事が出てしまう時点で、各メディアも両者に対して疑問を持っていることは明らかですが」(同)

 同誌ではさくら夫人が「自分のもの」と主張する、たかじんの遺産1億8,000万円についても、途中から言い分がコロコロ変わっていると指摘。さくら夫人の献身的な愛を描いたはずの『殉愛』だが、「こうなると、もはやさくら夫人がたかじんの遺産を受け取るための“アリバイ証明”本だったのでは、と思えてしまう程です」(書籍編集者)という。

 同書に関しては「出版元の幻冬舎としては、たとえ裁判に負けたとしても十分元は取れるはず」(同)という意見もあるが、果たしてさくら夫人はこの展開を、現在どんな心境で見守っているのだろうか。

最終更新:2015/01/30 23:08
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