【新刊情報】歌やダンスだけじゃない! 腹筋、人柄、萌え要素……応援本まで書いた熱烈ファンが語る「東方神起の魅力」とは?
(3)流暢な日本語
5人時代から長期間日本に住んで日本語を勉強した経験があるので、2人とも日本では通訳なしで日本語を流暢に話します。テレビ番組の出演や雑誌の取材も日本語で対応します。コンサートでは日本語で長い時間話したりもします。きれいな発音で聞き取りやすく、日本語でコミュニケーションが取れることが大きな魅力です。時には、日本人でさえあまり使わない語彙を口にすることがあって驚かされます。今年日本デビュー10年目なのに、日本語の勉強し続けているのだと思います。話すだけでなく、平仮名が多めですが、上手に日本語を書きます。
(4)誠実な人柄
ユノとチャンミンは、コンサートやイベントで観客に対して深々とお辞儀をして感謝の気持ちを伝えます。「もっと努力して良い姿をお見せする」と約束して実行します。常に目標に向かって努力し、一貫してぶれない姿は人間としてカッコいいです。2人の言動には安心感があり、日本で仕事関係者、メディアの記者、クライアントの信頼と協力を得る上で、それが効果的に働いていると思います。
(5)萌え要素
東方神起の萌え要素は「仲良し」で、ユノは優しいお兄ちゃん、チャンミンはかわいい弟に喩えられます。東方神起は一度グループ分裂を経験しているので、「2人が仲良しであること」がファンの最大の願いなのです。ユノがチャンミンに対して「やってあげる」や「買ってあげる」と言っただけでも、一部のファンの心は萌えます。また、韓国は男同士もスキンシップが激しく、2人もハグをしたり、肩を組んだり、タッチしたり、手をつないだりします。ファンは、2人がスキンシップをする姿を見て萌え、たまに披露される共同生活のエピソードを聞いて萌えます。また、ステージ上のカッコいい姿と、かわいい姿のギャップにも萌えます。萌え要素が盛りだくさんなのです。
――最後に、東方神起にとって、ファンはどのような存在なのか教えてください。
上田 東方神起は、ファンのことを「東方神起のもう1人のメンバー」と言います。コンサート会場で、ファンの熱心な応援が東方神起のパフォーマンスのエネルギーとなり、ファンが振るペンライトと大きな声援がコンサートを盛り上げます。必要不可欠な存在という意味で「もう1人のメンバー」と表現したと思います。さらに、14年のツアーの最後に、ユノが「ファンは東方神起の宝」だとも言いました。東方神起にとって大切な存在だと伝えてくれたことを知った時、私は外出先で不覚にも涙が出ました。東方神起と日本のファンの絆は、この5年間を経て本当に深まったなと思います。今年は日本デビュー10年目の記念すべき年なので、東方神起とファンにとって思い出深い年になればと楽しみにしています。
上田幸来(うえだ・さら)
夫と息子の3人家族の主婦で都内在住。複数の企業でのキャリアを活かし、都内の私立大学で非常勤講師の立場で文系学生に教えている。特技は、情報処理と論理的思考。博士(学術)。2010年8月から2人組東方神起のファンになり、東方神起の応援ブログをマイペースで運営し、現在に至る。東方神起の日本活動だけでなく韓国活動も積極的に応援している。東方神起以外の韓流には興味がなく、韓流ファンではない。
●上田さん選定“要チェック情報”
新曲「サクラミチ」
最新アルバム『WITH』
「Spinning」(short.ver.)アルバム『WITH』より
「Chandelier」(Short ver.)
「Time Works Wonders」 サンドアートVer.
「 I love you」 (LIVE TOUR 2014 〜TREE〜 Documentary Film)