アンバー・ローズがブランジェリーナの子どもを「トランスジェンダー」と一刀両断
アンバーは両親の離婚に伴い、家計を支えるため15歳でストリッパーになった苦労人。巨尻に巨乳、スキンヘッドの美女というルックスでヒップホップ界から愛され、ラッパーたちのミュージックビデオに多数出演するように。08年に、ラッパーでいまやファッションデザイナーとしても活躍しているカニエ・ウエストとの交際を開始し、カニエがルイ・ヴィトンとコラボしたラインのモデルを務めたり、自身もサングラスをデザインするようになり、09年には大手モデル事務所「フォード」と契約を結ぶまで上り詰めた。
カニエとは10年に破局したものの、その後もキャリアは順調。リアリティ番組に出演するなどし、11年にはタトゥーだらけのラッパー、ウィズ・カリファと交際を開始。13年2月に彼の子を産んだ後、挙式したものの、昨年9月離婚することを発表。ウィズの浮気が原因とも、アンバーとマライア・キャリーの夫ニック・キャノンの浮気が原因とも伝えられた。
このように、これまで多くの修羅場をくぐってきたアンバー。そんな彼女だからこそ、メディアがシャイロのことを「男装するのが好きなかわいい子」とオブラートに包み、当たり障りのないように報じることに違和感を覚え、我慢できなくなったのかもしれない。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、「アンジェリーナとブラッドは、シャイロがトランス(セクシュアル)な子どもだって言葉を使ったことはない」という記事を掲載。コメント欄には、「シャイロの好きなようにさせてやりゃ、いいじゃないか」「ただのおてんばじゃない?」「そろそろ生理がくるだろうけど、すごくショックを受けると思う」など、2500近くのコメントが寄せられており、シャイロへの世間の関心の高さを知ることができる。
セレブを両親に持つ性同一性障がいの娘といえば、大御所歌手シェールと故ソニー・ボノの一人娘チャズ・ボノなどもいるが、シャイロも、チャズのようになっていくのだろうか。それとも、子どもらしいほのぼのした一時的なステージなのだろうか。あと数年で思春期に突入するシャイロが、自分の意思で道を選べるようになってほしいものだ。