「マックフルーリーをめぐり、車を燃やす」「名入りシャツで銀行強盗」今年もすごい、米バカニュース2014
■自分の名前入りシャツを着て銀行強盗
7月22日午前9時過ぎ、大手銀行ウェルズ・ファーゴのコロラド州デンバー支店に銀行強盗が入った。男は約2万ドル(約240万円)を奪い逃走。警察とFBIがタッグを組む大掛かりな捜査が開始されたが、犯人は5時間後に逮捕された。
発生から短時間で逮捕に至った理由は2つ。男が自分の名前をプリントしたポロシャツを着用し、逃走に自分の名前で登録している車を使用したから。車のナンバープレートは防犯カメラにばっちりと映っており、警察が持ち主を検調べたところ68歳のジョン・デイヴィッド・マティナーズだと判明。この名前は、犯人のシャツにプリントされていた名前と一致し、免許証取得の際に撮影された顔写真を銀行員に見せたところ、「この男が犯人です!」と証言。車は近所のモーテルの駐車場で発見され、そのモーテルに彼が実名で妻と宿泊していることも判明。即、逮捕された。
あまりにマヌケな強盗事件だが、この男は過去に凶器暴行事件、捏造、なりすまし、飲酒運転による当て逃げ、逮捕に抵抗したという前歴がある根っからのワル。今回は長く服役することになりそうだと伝えられている。
■ハレー彗星&月をぶっぱなしたかった!?
6月6日、アリゾナ州プレスコット・バレーで、女性から「交際している男性が拳銃を発砲した」との通報が警察に入った。駆けつけた警官に、通報者である女性と十代の息子は、39歳になるキャメロン・リードが、窓から身を乗り出し「ハレー彗星を見たっ!」と叫びながら空に向かって銃を発砲しまくったと証言。その後も、しばらくバンバンと撃ちまくり、彼女たちは家から逃げ出したと告げた。
間もなく逮捕されたキャメロンは、「月をぶっぱなしたかった」と供述。違法銃の発砲、逮捕への抵抗、治安(風紀)紊乱行為、軽犯罪に当たる器物損壊などの容疑で逮捕・起訴されることになった。
■ロブスター7匹をズボンに入れて万引きした女
6月11日午後2時頃、フロリダ州オレンジ郡にある大手スーパーチェーン「パブリックス」で、女が大ぶりのロブスター・テイルを7匹も万引きしたとの通報が警察に入った。女の名はニコール・リード(30)で、同店の魚介類コーナーの棚からロブスター・テイル7匹をわしづかみにして、ダボダボのジャージズボンの中に隠し入れたとのこと。ロブスター・テイルは1匹当たり11ドル99セント(約1,400円)、7匹で84ドル(約1万円)近くするが、ニコールはレジで支払うことなく、そのまま外に出たためスーパーの警備員が追いかけ確保。駆けつけた警官に引き渡した。