2014年は“おやじジャニーズ”大躍進! 株を上げたジャニーズ&下げたジャニーズ
良くも悪くも、例年以上に話題を振りまいた2014年のジャニーズタレントたち。そんな中で見事株を上げたジャニーズと、逆に下げてしまったジャニーズを、サイゾーウーマンが誇るジャニーズウォッチャー・太田サトル&田幸和歌子が振り返る!
太田サトル(以下、太田) 2014年、「株を上げたジャニーズ」といえば、まず結成20周年を迎えたTOKIOだよね。
田幸和歌子(以下、田幸) 高視聴率番組『鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)やジャニーズ初のサマソニ出演、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同)チャリティマラソンでの城島茂リーダーの老体にムチ打つ必死な走り(※実年齢はたいしてトシじゃないが)と、脇に徹しながらさりげなく支えるメンバーの温かさ。おやじジャニーズが輝いた1年だった。
太田 おやじジャニーズで言うと、イノッチ(V6・井ノ原快彦)の株もますます上がってる。『あさイチ』(NHK)司会開始当初は、何か食べては「おいひいー(モゴモゴ)」とか「へえーー」と言うばかりだったのに、視聴者目線で質問するなど、どんどん腕を上げてるのを感じるね。
田幸 「女性リアル 40代からの“セクハラ”」での対応も女性に絶賛されてたけど、デリケートな話題の扱いがうまいなあと思う。
太田 逆に、株を下げてしまったのは、「TOKIOの中で一人負け」とも言われる国分太一。仕事量は圧倒的に多く、引っ張りだこだったはずが、肝心の『いっぷく!』(TBS)は低視聴率、『すぽると!』(フジテレビ系)も卒業してしまった。
田幸 頭の回転は早いし、仕切りもうまいはずなのに、いかんせん好感度が……。
太田 ジャニーズファンの間ではもともとネタとしてウザがられてたはずが、いつの間にか世間一般から本気でウザがられるようになってしまっている感じがするね。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチバトル」で無事残留してよかったけど。
田幸 おやじジャニーズ人気で言うと、ジャニーズドラマが視聴率をとれない時代に、『HERO』(フジテレビ系)できっちり数字を残したキムタクは、さすが。中年体型になってきたことすらも、ネット上では高評価だもんね。
太田 それにしても、昨年の「SMAP5人旅」(フジテレビ系『SMAP×SMAP』)での中居正広の号泣から、今年の『鉄腕!DASH!!』「DASH島」でのリーダーの泣きと松岡昌宏・山口達也のもらい泣き、『VS嵐』(フジテレビ系)の「ハワイSP」大野智の号泣と、近年はアラサー・アラフォージャニの涙がやたらと多いね。ひとつの流行みたい。
田幸 ジャニーズ全体としては、派閥問題がますます深刻化しているけど、そんななかSMAPと同じ飯島班で株を上げたのは、子どもにも認知された舞祭組だろうね。
太田 逆に、同じキスマイのなかでは、ミーハー層が大量に入ってグループ内では圧倒的人気のはずの玉森裕太が、『信長のシェフ』(テレビ朝日系)がゴールデンで惨敗。やや下げたのかな。