芸能マスコミ関係者を脱力させた、2014年“痛かった会見”ベスト3
佐村河内守ゴースト騒動会見、小保方晴子の「STAP細胞はあります」会見、野々村竜太郎議員の号泣会見などなど……イタ~イ記者会見が大豊作だった2014年。そんな歴史に残る社会派“迷会見”にまぎれてしまったものの、芸能会見の中にも記者たちを翻弄した会見はたくさんあった! マスコミ関係者たちを呆れさせ、脱力させ、憤らせた“2014年の痛かった会見”ベスト3をご紹介!!
■第3位 岩城滉一「こいつら何人なの?」発言で大バトルに
10月、男性向けカラーリング剤「ホーユー メンズビゲン グレーヘア」の新CM発表会に出席した岩城。トークショーで若い頃のヤンチャ武勇伝などを饒舌に語っていたが、いきなり「最近の日本のサッカー選手のファッションを見ていても、こいつら何人なの? と思う。猿かオランウータンか!?」とナゾの日本人批判を展開。その後の囲み会見では、その発言をスルーできなかった記者陣と岩城の熱いバトルが繰り広げられたという。
「記者が発言の真意を問おうとすると、岩城は『じゃあ、あなたはどう思ってるの? 問題意識ないわけ?』と逆質問。『元はと言えば、しっかり報道をしないマスコミが悪い!』とケンカ腰に……。記者もカチンときたのか果敢に言い返し、一気にピリピリムードになりました。ほかの記者らが『そういえば宇宙旅行は?(※14年春に出発するとしていたがいまだ実現せず)』などと話を振り、助け舟を出したそうです」(芸能ライター)
この発言が報じられると案の定バッシングが起こり、結局同CMさえもお蔵入りに。ヤンチャアピールもやり過ぎると身を滅ぼすようだ。
■第2位 清水健太郎“懲りなさすぎ”の結婚会見
薬物関連で6回逮捕されている清水健太郎が10月に行った結婚会見。おめでたい席のはずがとんでもない会見になってしまった。
「会場は都内のとあるクラブだったのですが、清水は会見前に自ら記者らを集めて『1つだけ約束をしてほしい。この会場名は絶対に公表しないでくれ。約束だからな!』と念入りに要請されたそうです。会場の壁には“ドラッグ、ダメ、ゼッタイ!!”と書かれたポスターが何枚も貼られ、薄暗い中にタバコの煙が充満する異様な空間だったとか……。新曲発表パーティーもかねたイベントだったため、清水が招待した客が大勢いたそうですが、コワ面がズラリ。会見中も『(ASKAらの薬物報道の)文春来てんのか~!?』『俺も薬やったことあるぜ~』とアブナイやじが飛び、非常に質問しにくかったようです」(スポーツ紙記者)
なお同会見には「記事にしないけど、また逮捕されたときの資料用に」と取材に訪れた記者も大勢いたという。
■第1位 氷川きよしのお抱え記者、大号泣!!
8月、元マネジャーへの暴力騒動で書類送検された氷川(のちに不起訴処分に)。10月に日本武道館で行われた15周年記念コンサート終了後の会見では、「ファンの皆さんのお陰でステージに立てている」と泣きながら感謝を述べた。
「この会見の時点では不起訴処分は決定しておらず、取材に向かった記者らの関心は今後の見通しや、暴力は本当にあったのかどうか、などといった点だったはず。しかし、氷川ファンで知られる女性記者数名が、気丈に振る舞う氷川の姿に“号泣”。それを見た氷川ももらい泣きし、現場の空気は一気に興ざめしてしまったそう。熱心なのはわかりますが、訴訟が絡んだ場合は特に、報道陣は中立の立場でいなければいけないのに……。まぁ、こうした熱いファンに支えられているからこそ、今年も『NHK紅白歌合戦』の出場が決定したのでしょうが」(ワイドショーデスク)
2015年も“痛~い会見”で、芸能界がにぎわってくれることを祈りたい。