『ぬ~べ~』“山田涼介効果”で10.8%も、笑福亭鶴瓶ゲストに「やりたい放題」批判!
秋ドラマの話題作で、関ジャニ∞・丸山隆平主演ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)の第9話が12月6日に放送され、視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と、2週連続で2ケタをキープした。
初回13.3%でスタートし、6話が9.2%、7話で9.0%と初の2週連続1ケタを記録した『ぬ~べ~』。8話・9話にはHey!Say!JUMP・山田涼介が覇鬼(坂上忍)の弟・絶鬼役でゲスト出演すると告知されていたこともあり、8話は“山田効果”か10.8%に。しかし、8話はラストにのみ登場した形だったため、視聴者のファンから「視聴率稼ぎか」といった非難の声も噴出していた。
「9話は山田が本格参戦となり、霊能力教師・ぬ~べ~(丸山)と直接対決を繰り広げました。山田の配役について、ネット上では原作のイメージに近いとの評価が上がっており、『適役』『悪役に向いてる』という声や、『この作品に山田はもったいない』というコメントも出るなど、絶賛の嵐でした。これまで高橋真麻、明石家さんまらが特別出演を果たしてきた同作ですが、最終回には笑福亭鶴瓶のゲスト出演が決定。鶴瓶は出演の経緯について、丸山に電話をして『さんまが出たんなら俺も出してくれ』と直談判したと明かしていましたが、ネット上では『もうやりたい放題』『芸能人なら「出たい」って言えば誰でも出れるの?』と、失笑を買っています。中には、鶴瓶が出演を決めた理由について『作品が好きだから』といった理由ではなく『さんまが出たんなら』と発言していることに対し、批判の声も見受けられました」(芸能ライター)
一方、同じく関ジャニ∞の錦戸亮主演ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)は、7日に第9話がオンエアーされ、こちらも前週と変わらず8.8%を記録。9話は、主人公・原平助が、満島ひかりが演じるヒロイン・蜂矢りさに隠してきた過去を打ち明けるという重要な回だったが、残念ながら数字は伸びなかった。
「裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が強い上に、7日は午後9時から、堀北真希主演のSPドラマ『松本清張~霧の旗』(テレビ朝日系)が放送されていました。こちらは12.8%を獲得しており、堀北のドラマに視聴者の関心が向いてしまったことが『ごめんね青春!』の敗因でしょう。主演の錦戸は『女性セブン』(小学館、12月11日号)のインタビューで『視聴率は気にしてるんで、チェックもします』と公言していましたが、6日放送の『王様のブランチ』(TBS系)では『僕が今まで出ていたドラマ(の中)で関ジャニ視聴率はめちゃめちゃいいです』と、メンバーからも反響があることをアピールしていました」(同)
そんな『ごめんね青春!』は、次週14日が衆議院解散総選挙の特番のためお休みとなり、最終回は21日に放送される。また『ぬ~べ~』は、13日の放送で最終回となるが、賛否両論を巻き起こしただけに、最後はどんな結末を迎えるのか、注目が集まる。