コラム
角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第78回
保育園経営者が、わが子を学童保育に通わせてみて気づいたこと
2014/12/06 16:00
ここ数日で、学童保育に対する私の力不足が表面化され、敗北を感じたのですが、前月、「コンサルタントをお願いします」と言ってきた会社の方に、「小学1~2年は未就学児と共存できるけど、それより大きい子はつまらないと思いますよ」と自分で話していたのでした。その時は机上での話だったのに、まさか自分が体験するとは思ってもいません。しかも娘は2月生まれの小学1年生。年長と大差あるようには見えないのに、心はすっかり成長しているよう。
娘が学童に行くようになってすぐ、別の方から「保育園プロデュース」のお話がきました。というか、当分直営はやる気ないので、最初からプロデュースかコンサルタントでの話しか引き受けません。きっと私は、お受験保育園を作っていった方が向いているのかもしれませんね。小学生を安全に預かることはできますが、未就学児と一緒に預かるというデカいことを現状の園でやるのは無理でしょう。学童のみを作ればいいのですが、交通の便などのいい場所は、すでにキッズベースに押さえられています(笑)。勝算がなければ、私、やりませんから。
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では6歳の愛娘の子育てに奮闘中。
最終更新:2015/01/08 14:45