サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)ジャニーズツッコミ道場A.B.C-Zは“瀬戸際”ジャニーズ? 男性アイドル [ジャニーズツッコミ道場] A.B.C-Zは“瀬戸際”ジャニーズなのか? アイドルの「暇+自虐トーク」に思うこと 2014/11/27 16:30 Kis-My-Ft2A.B.C-Z河合郁人五関晃一ジャニーズツッコミ道場 ピーポくんが一番アイドルしてる衝撃 <ヒマです……今が瀬戸際ジャニーズA.B.C‐Zが日本一に挑戦> 番組欄にはそう書かれていた。それにしても、それを言っちゃあオシマイじゃないのか? という気がした。 “瀬戸際ジャニーズ” A.B.C‐Zが出演したのは、11月17日放送の『クイズ!それマジ!?ニッポン』(フジテレビ系)。近年、グループ内の格差だったり、ブサイクだったり、「人数減った?」というイジリをされたりと、自虐ネタが売りになっているジャニーズタレントはますます増えている。「ジャニーズだけど」とか、「ジャニーズなのに」とか。そういう方がウケがいいのかもしれないが、「ヒマ」とか「瀬戸際」売りは、自虐するにもちょっと悲哀度が高いのではないか。瀬戸際売りって、そこそこの年齢になってきた女の子アイドルがよくするもんだと思っていたが、ジャニーズもそうなのか。個人的には、ジャニーズタレントには、売れ行きや視聴率が落ちても、やはり常にキラキラカッコよくあってほしい気がする。“武士は食わねど高楊枝”的というか。 さて、この日番組に出演したメンバーは、五関晃一と河合郁人、橋本良亮の3人。ロケVTRの冒頭で、「マネージャーさんにね、君たち今月結構仕事ないよって」(河合)「1週間ぐらいヒマでした」(五関)と、のっけからヒマアピール。 A.B.C‐Zって、これまで舞台でガンガン活躍してたから、超忙しそうなイメージがあったのだが……。これがCD/DVDデビューしちゃうことのリスクなのだろうか。さらに、「キスマイとかはそういうのないのかな?」(河合)「ないでしょ」(五関)と、キスマイを引き合いに出しての自虐。この後も、地元の中学生女子に、「キスマイ!?」と言われ、「お嬢ちゃんたち、俺たちKis‐My‐Ft2じゃないよ」(橋本)と、再びキスマイ絡みの自虐トークが飛び出していた。なんというか、同期入社なのに片方が課長になっちゃったような雰囲気がある。 そんな自虐ジャニーズの彼らがこの番組で挑戦すること。それは、日本各地で開催されているさまざまなコンテスト等に挑戦し優勝を目指す、というもの。ナレーターが高らかに宣言する。 「新たな記録を打ち立て、日本一の称号を獲得! 日本一のアイドルを名乗り、大ブレイクを果たそうというのだ!!」 若干こじつけ感が強いコンセプトだが、“体育会系ジャニーズ”と呼ばれ、身体能力はジャニーズトップクラスのA.B.C‐Zにはぴったりである。題して、<ビックリ記録挑戦部!>。今回挑戦するのは、愛媛県西予市で開催されるぞうきんがけの速さ日本一を決める「Z‐1グランプリ」。自信満々のメンバーだったが、試しに1回やってみたところ、橋本の記録は29秒72で、五関は25秒24。河合にいたっては41秒51という散々な記録。ちなみに日本記録は17秒62で、遠く及ばない。 コツを教わり練習を重ね、大会当日。特訓の成果あってか、五関が21秒60で一般男子の部5位に入賞するものの、河合は17位で最下位という結果に。頑張っていることは確かだろうし、5位入賞もすごい。その一方で、ずっと画面端には、<「ヒマです……」今が瀬戸際A.B.C‐Zの挑戦>というテロップが表示されっぱなしなのが、やっぱり切ない。 今回は残念ながら、日本一になれなかった。ということで、次回は塚田遼一も加えた4人で「島根県の駕篭かき大会でリベンジ決定!」「はたして日本一になれたのか、乞うご期待!」とのこと。しかし、翌週11月23日の放送回ではこのコーナーは放送されず、結果はまだわからない。番組にコーナーを持てたものの、毎週あるわけじゃなさそうだから、やっぱりまだ少し「ヒマ」か。 ところで“ヒマ売り”しているA.B.C‐Zよりも、もっとテレビで見かけないジャニーズもいっぱいいる。彼らは何売りをすればいいのでしょうか。 (太田サトル) 最終更新:2014/11/27 16:30 Amazon 近藤真彦THE BEST アイドルの自分に自信持って!! 関連記事 福士蒼汰の人気加熱で考える、“ミーハーホイホイ”作用を失ったジャニーズの課題Sexy Zoneの“男”路線の先に見える、「トンチキ男らしさ」の象徴・シブがき隊の姿TOKIO・城島茂のソロパート「アガナトゥーラブ」に宿る、視聴者の祈りと願い「ジャニーズなのに」トークを展開するA.B.C-Zに募る、「ジャニーズですから」を求める欲「ジャニーズで歌うまい人」渋谷すばるによぎる、甲本ヒロトに“入り込む”姿への不安 次の記事 梅宮アンナ、激動の恋愛史 >