コラム
噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第246回】

中田英寿&柴咲コウ熱愛の“きな臭さ”を脱臭する、ヒデ父の意外な発言

2014/11/18 21:00

 そうだ、そうだ。おっしゃる通り。水商売への職業差別である。さらにいえば、この件に関しては2009年に起きた夏目三久アナの「コンドーム事件」の後遺症を指摘する声もあるが、女子アナは社員といえども公的存在だしその過去をメディアが暴露することもまた当然のこと。「銀座でバイトしていたが、何か問題ですか?」と社員を守れば済む程度の話ではないか。メディア企業としても、あまりにも器が小さいぞ、日テレ。

 それに比べて「セブン」を発行する小学館の懐はなんと深いことか。今年入社した社員はAV出演の過去が発覚したが、それが理由で解雇なんてされていない。不倫しても、金銭的にトラブルが続出しても、あまり問題にされず滅多に更迭もされない。「セブン」でも元編集がグラビアアイドルになったが、問題なし! 

 立派である。同じメディア企業として日テレは少しは小学館を見習ったらいかがか。

 先週、「自身」の辻仁成連載「ムスコ飯」を紹介した。前妻・中山美穂への皮肉や批判ともとれる記載があったから。そして今週もちょっとびっくりするような記載が。

「昨日今日、料理をやりはじめたわけではありません。この12年間、ずっと料理をしてきました。朝昼晩と3食拵えていました」

 ひょえー、衝撃のカミングアウト! そうなんだ。中山美穂は料理を作らなかったのね。そして同誌をぺらぺらめくってギョッとした。「美ST」(光文社)の1頁カラーでの表紙広告が載っていた。表紙は中山美穂――。

 そうなんだよね。中山が離婚に関して「きちんとした媒体でお話させて頂く」と選んだ「美ST」は「自身」と同じ光文社の雑誌。だから広告が掲載されるのは当然といえば当然だ。離婚後はあまり関係がよろしくない元夫婦双方を起用する光文社。きっと微妙なバランスの上に成り立っているに違いない(笑)。

最終更新:2014/11/18 21:00
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