『ぬ~べ~』公式&原作の“弁解”Twitterで10.1%! 『ごめんね青春!』6.7%に下落
ネット上で賛否両論を巻き起こしている関ジャニ∞・丸山隆平主演ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)の第3話が10月25日に放送され、視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)を記録した。初回13.3%と好スタートを切り、2話は7.9%にまで下がってしまったが、3話で再び2ケタ回復に成功した。
「ドラマ版では原作と違って舞台を高校に変更し、雪女・ゆきめ役の元KARA・知英(ジヨン)が、日本の妖怪のはずなのにカタコトの日本語で台詞を言っていたりと、原作ファンからは大不評。ネット上で相変わらず批判の声が続いていることに嫌気が差したのか、3話の放送前にはドラマの公式Twitterや原作の関係者が反論を繰り広げ、話題となりました」(芸能ライター)
『ぬ~べ~』の公式Twitterは25日午後1時30分頃に「『地獄先生ぬ~べ~』巷では、原作との相違が話題となっておりますが、スタッフ一同、原作をリスペクトした上で、実写ならではのアレンジを施しています。その辺りを面白がるなり、突っこむなり色々な楽しみ方があると思います」と、ツイート。さらには、原作者(作画担当)の岡野剛氏も同日夜に「設定変更に対して原作のファンが憤りを感じられる気持ちは分かります」と、前置きしながらも「でもそれは、20年も前の作品を現代に甦らせるために必要な『翻訳』なんだと考えて、どうか大目に見ていただけないでしょうか」と、持論を展開し、原作ファンに理解を求めた。
「しかし、岡野氏の呼びかけには理解に苦しむファンが多かったようで『無理なものは無理』『つまらないから批判されているだけ』『改悪されたものにしか感じない』などと、批判コメントが集まっています。その一方、やはり悪いのはドラマの制作側という見方も強く、原作側が責められ、謝罪に至ったことに対し、ネット上では『かわいそう』『原作者に気を使わせるな』といった、原作サイドへの同情のコメントも上がっています」(同)
前週は、前の時間帯に放送されていたプロ野球『クライマックスシリーズ』が延長になり、『ぬ~べ~』は1時間遅れでスタート。3話は通常放送だったことから2ケタに戻ったものとみられる。良くも悪くも、ネット上で話題を振りまいたおかげか、視聴率も回復し制作陣も安堵しているかもしれない。
一方、関ジャニ∞・錦戸亮主演ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)は26日放送の3話で6.7%を記録。視聴者からは「どんどん面白くなる」と高評価があがるも、初回10.1%、7.7%と右肩下がりに下降し続けており、視聴者離れが深刻になっている。
炎上が止まない状況の中で視聴率を2ケタに取り戻した『ぬ~べ~』と、内容が評価されるも、数字が伴わない『ごめんね青春!』。4話ではどんな数字を記録するのか、次週の視聴率結果に注目したい。