清原亜希、江角マキコ、市川海老蔵――芸能界に横たわる“名門”“ママ友”への欲望
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
今年7月、「週刊文春」(文藝春秋)でビートたけしの新愛人の存在がスクープされたが、またまたたけしに新事実! たけしのその後を決定づけたともいわれる1994年のバイク事故だが、倒れているたけしを発見、通報したのが元光GENJIの諸星クンだったらしい。諸星は偉い。瀕死のたけしを見つけたこと以上に、これまでの不遇時代にそのことを吹聴しなかったことが。同じ光GENJIの暴露男とは大違いだ。
第239回(9/25~30発売号より)
1位「清原亜希 耐えかねた『全身入れ墨』『親愛人』『Xデー』」(「女性セブン」10月9日号)
2位「市川海老蔵 年間経費は200万円以上! 超セレブ英才託児所へ愛息・勧玄クンを通わせるワケ」(「週刊女性」10月14日号)
3位「江角マキコ 9歳長女“苦渋の転校“先は『“ママ友”交流なき』インター!」(「女性自身」10月14日号)
ここ最近、女性週刊誌(というか世間でも)はママ友の話題がかなり多い。今週の1位は清原和博夫妻の離婚記事なのだが、しかしそこにもママ友問題が!
9月22日離婚が成立した清原夫妻。記事では2人のこれまでの軌跡と、離婚原因が記されている。夫の度重なる女性問題、野球の仕事が困難になるほどの全身の入れ墨。そしてASKA騒動を目の当たりにした怯え。さらに「セブン」は、離婚問題の中に“ママ友”というキーワードを入れこんだ。
それによるとママ友との関係は、離婚後に大きく影響するらしい。清原の2人の子どもは幼稚舎から慶應だが、ママ友といい関係が築けなければ江角マキコのような騒動も起きかねないと警告する。そしてママカーストに詳しい作家・石川結貴のコメントも怖い。
慶應のような名門は、親や祖父母など、代々、その学校に在籍してきたママがカースト上位になる。これは江角問題での青山学院でも同様だが、さらに江角のパターンと同様、清原家も現在の息子たちが初代慶應組。もうそれだけでカースト下位、不利なのだ。さらに父親の疑惑も大きくのしかかる。
「私立のお母様たちは薬物疑惑や不倫などネガティブな情報をいちばん嫌います」(石川)
そりゃそうだよね。名門でなくでも薬物はマズいでしょ。だからこそ、今回の離婚は正解だったというのだ。こんな切り口で清原離婚を報じてみせた「セブン」。さすがは清原の息子たちの慶應幼稚舎入りをスクープし、また江角問題では、ママ友反論→さらにその反論を掲載してきた「セブン」。すっかりママ友業界の “権威”となったようだ(笑)。