噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第236回】

佐々木主浩、長女の継母告発に「僕の責任」それでも榎本加奈子をかばう“意味不明”の弁明

2014/09/09 21:00

 何しろ佐々木は自分の責任には言及するが、榎本に関しては「加奈子は関係ない」「ショックを受けています」と一貫してかばっているのだ。でも誰が考えても「関係ない」はずはない。先の佐世保高1女子殺人事件でも、母親が死亡した直後の父親の再婚がその要因として取り沙汰されてもいる。親の死別や離婚、再婚は子どもの気持ちを熟慮しなければ、大きな傷になる。それを「関係ない」と言い切ってしまう佐々木に、問題の本質が見えるからだ。あーあ。相当に榎本にやられてる。子どもよりも榎本を断然優先。

 そんな佐々木の本音が浮き上がる。しかも娘が家に入っただけで警察に被害届けをだしたことに対しても、「お灸をすえるつもりでした」として「なぜそうなったかを考えず、恨みとして受け取られちゃった」「こうして(社会の)厳しさを教えようとして」などと弁明するのだ。全然意味不明。長女が家に入ることを榎本が嫌がったとしか思えないし、もし長女側にも何らかの意図があったとしても、それはないでしょ、と思うことばかり。

 突然の直撃だからこそ、佐々木の“本音”と“本性”を引き出したナイスな記事となっている。もし反論激白2時間! なんてなれば、都合のいいように改ざんされちゃう可能性が高いが、今回のような直撃では、それはできないからね。

 しかし気になるのは佐々木の長女に対するこの言葉。

「目を覚ますのはあなたです、と言いたい。彼女が言っていること、ひとつひとつに反論できますから」


 マジでどこかに反論するつもりなのか、この親父。なんだか大沢樹生の騒動まで彷彿とさせる(息子が当初大沢を告発したのも『文春』だったし。再婚を機に問題が噴出したところも同じ)。佐々木は、決して人は悪くないとは思うが、私生活においては優柔不断っぽいものね。スタープロ野球選手が榎本という若い女優に出会って、メロメロになって周りが見えなくなった――。完全に尻に敷かれている様が手に取るように浮かんでくるが、やはり犠牲になるのは子どもたち。有名人、芸能人にありがちな家庭内トラブルだが、「娘には虚言癖が」なんて弁明だけはしてほしくないと、心から願うばかりだ。
 
 都内で行われた『対馬丸殉難70年・鎮魂と平和への祈り』の式典に8歳の悠仁さまが出席された。対馬丸殉難とは昭和19年疎開する子どもたちを多く乗せ、沖縄から長崎へと向かっていた対馬丸が、アメリカの魚雷攻撃で沈没させれ、学童を含む約1,500人が犠牲となった事件。この式典に母上の紀子さまが「社会勉強のために」と悠仁さまを同席させたのだ。しかも悠仁さまは沖縄や対馬丸について関心があり、「もっと知りたい」と言っているのだという。

『錦織 圭 フィフティーン・ラブ』