サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「nina’s」読者が目を背ける夫婦の実情 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「nina’s」9月号 夫婦のドロドロを「オシャレ」で目くらます、「nina’s」読者の処世術 2014/08/19 16:00 女性誌速攻レビューnina's 「nina’s」2014年9月号(祥伝社) 今号の「nina’s」に、ついにやってきました! 加藤ローサが表紙&インタビューに登場です。サッカー選手である夫について海外をドサ周り、ジャパニーズママタレが喉から手が出るほど欲しい“海外での育児経験”という飯のタネを携えて、ついに「nina’s」からママタレ仕事始めです! しかも赤ちゃんモデルとの撮影がほとんどの「nina’s」において、いきなりの我が子まで出してきました。これは本気、女帝ローサの本気です!! インタビューも要所要所を押さえてます。「ママになってから、世のお母さんを尊敬するようになった」という彼女。「仕事は、忙しくても自分が好きでやってることだし、周りも応援して助けてくれるから頑張れるじゃないですか。でも、家事や子育ては旦那しか見てない。それなのに頑張る主婦ってすごくないですか? 『母の日』が年一回だけなんて少なすぎるでしょ!」「仕事も家庭も中途半端になるぐらいなら、やらないほうが自分も周りも幸せだろうなって思うし。とくにうちはパパが家にいることが多いから、なかなか家を空けられないんです。今日も撮影に来る前に朝昼晩の食事を作ってきました」などなど。愛されるママタレになるためには、仕事の前にご飯を作らなければいけません。パパが家にいるから出かけやすいとは言ってはいけません。特に「nina’s」ではおさんどんはクリエイティブ。たまにパパが手伝ってくれたら笑顔でアリガト、これ基本。あぁ思わぬ伏兵の登場に、MEGUMIも東原亜希も松嶋尚美も震えて眠れ……!! <トピックス> ◎加藤ローサ My Happy Days…… ◎私たちのONE MILE LIFEの楽しみ方 ◎20年後も幸せでいたい―Happy夫婦のカタチを考える。 ■予想を上回る、ご近所オシャレライフ そんな血で血を洗う地獄のママタレースから一転、今号の特集「私たちのONE MILE LIFEの楽しみ方」はオシャレでラブ&ピースな企画です。キャッチは「おしゃれなママは、ご近所ライフを満喫してた!」。オシャレママたちのほっこりご近所ライフに注目しています。 特集は「nina’s」で人気の読者たち、いわゆる「ニナmama」たちの独壇場。葉山に暮らすママは口コミで知ったタコ漁師さんや直売所で新鮮な食材をお買い上げ、ばったり会ったママ友&キッズと自然な感じでお茶タイム。これからご近所さんたちとやりたいことは、「夜のおうちシアター。あとはもう寝るだけの状態で家に集まって映画を観るんです。“パジャマ映画館”なんて、ご近所だからなせる業じゃないですか!」とのこと。いやいやいやご近所さんだから避けたい業じゃないでしょうか……。その他定番の「朝ヨガ」「ワークショップ」「女子会」など楽しみながら、パパはパパ友と「夜活のスケボー」にいそしむなど、疑いたくなるほどよくできた話のてんこもりです。しかしこれぞ“本当にあったオシャレな話”。 12次のページ Amazon nina's (ニナーズ) 2014年 09月号 [雑誌] 関連記事 深刻な相談なのに、答えがポップすぎる「nina’s」の産後クライシス企画「nina's」の時短特集は、丁寧な暮らしをできる環境をアピールする場所不便な住まいと過度なご近所付き合い……「nina’s」のオシャレな暮らしはハードル高め!オシャレとセックスは相性が悪い!? 「nina’s」読者もセックスは子作り限定"育児をクリエイト"したがるパパだらけ! 「nina's」から漂う新たな臭み