【教えて!ゴシップマスター】レディー・ガガはどうして人気が失速してるの?
――日々、猛スピードで状況が変わっていく海外セレブのゴシップ。セレブの名前も覚えてないうちに次から次へと事件・騒動を起こされても追いつけないよ~と嘆くアナタに、サイゾーウーマンが誇るゴシップマスターが“読んですぐわかるセレブの今NOW”をお伝えします!
【今回のお題】どうしてレディー・ガガは人気がなくなったの?
昨年末から米メディアで報じられるようになった、レディー・ガガのファン離れ。日本ではいまなお人気の高いアーティストですが、どうしてアメリカでは人気低迷してしまったの?
【ゴシップマスターの答え】
ファーストアルバム『ザ・フェイム』(2008)で彗星のごとくエンタメシーンに現れ、一躍世界中にファンを持つトップアーティストとなったレディー・ガガ。しかし、セカンドアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』(11)以降、人気はゆっくりと下降しています。11年は9,000万ドル(約90億円)だった所得も、2013年は3,300万ドル(約33億円)と約3分の1に。昨年11月にリリースしたサードアルバム『ARTPOP』の初週売り上げは約26万枚で1位を獲得したものの、110万枚だった『ボーン~』と比べると、勢いが衰えているのは明らかです。
10年には「Twitterの女王」と呼ばれていたのに、現在のフォロワー数は約4,170万人で、ライバルとしてなにかと比較されるケイティ・ペリー(約5,500万人)に女王の座を奪われてしまいました。若者に人気の写真共有アプリ「インスタグラム」に至っては、ケイティのフォロワー数約650万人を大きく下回る約400万人。「YouTube」での「G.U.Y」の再生回数は公開から4カ月たった今やっと5,000万回という状態で、公開から5カ月たつケイティの「Dark Horse」(約5億回)の足元にも及びません。新作アルバムの売り上げも、ダウンロード数もケイティに敗北しており、「私たちの音楽は違うから、いちいち比較されても困る」という発言も、負け犬の遠吠えのように捉えられてしまっています。
世界中の熱狂的なファン「リトル・モンスター」から崇拝され、愛され、多大なる影響を与えていた彼女が、なぜ短期間に失速してしまったのでしょうか。米大手紙「ニューヨーク・ポスト」やネット新聞「ハフィントン・ポスト」、芸能誌「People」などアメリカ大手メディアの記事を分析したところ、ガガの人気失速の理由は大きく分けて5つあるようです。
1.ワンパターンでファンが飽きてきた
ガガは作品やスピーチを通し、いじめやセクシャルマイノリティ―など“弱者”への理解を呼び掛けていました。「一匹狼的なクールな不良だけど、弱い者を守ってくれる正義感を持つ人」という姿勢が受けていましたが、歌も曲もダンスもスタイルも表情もMVもワンパターンだという指摘が多く、彼女の真面目な性格が裏目に出てしまった格好です。