リアーナをめぐる乱闘はなんだったの? クリス・ブラウン&ドレイクがコラボ
2年前に歌姫リアーナをめぐって乱闘騒ぎを起こして以来、いがみ合っていたクリス・ブラウンとドレイクが、レコーディング・スタジオでともに作業している写真が公開され、話題を集めている。
16歳の時にデビューアルバム『クリス・ブラウン』が大ヒットし、一躍売れっ子となったクリス。一方、ドレイクは15歳の時に地元カナダの青春ドラマで役者デビューし、20歳の頃から本格的に音楽活動を開始。その後グラミー賞を獲得するなどR&B歌手として高く評価されるようになった。年齢も芸能界に入った時期も近いクリスとドレイクは、当初は互いのことをリスペクトしていたのだが、リアーナの存在により2人の関係は悪化することになる。
リアーナは、2007年後半からクリスと交際するようになったが、09年2月にクリスがリアーナを殴ってしまい逮捕、裁判沙汰に。クリスは保護観察下に置かれ、リアーナへの接近禁止を命じられた。リアーナはこの年の夏にドレイクと短期間交際し、その後、プロ野球選手のマット・ケンプとも交際したが、どうしてもクリスのことが忘れられず、12年にSNSやメディアを通してアプローチを開始。カルーシェ・トランから奪う形でクリスと復縁したが、すれ違いが多く、SNSで互いを攻撃し合うようになり破局。昨年5月にはクリスが、「彼女のことはずっと愛すると思うけど、お互い若いから結婚なんか考えられないし、いろいろな面で違いがあるから」と断言。その後、彼の心が戻ることを待ち続けていたカルーシェと復縁した。
一方、リアーナは昨年末からドレイクに急接近し、再び交際を開始。今年に入り、2人はステージのパフォーマンス中に見ていて恥ずかしくなるほどベタベタするようになり、手をつないでいるところをパパラッチされたり、レストランの男性用トイレに時間差で入って時間差で出てくる姿がパパラッチされたりと超ラブラブ。しかし、数カ月前からは破局報道が頻繁に流れている。
同じ女を愛したクリスとドレイクは、12年6月に乱闘騒ぎを起こしている。仲間を連れてニューヨークの人気クラブを訪れたドレイクは、先に来ていたクリスが友好的な態度を示そうとシャンパンを贈ってくれたことにムカつき、「オレはオマエの女とやってんだぜ」というメモをクリスに渡させた。それを見たクリスは大激怒し、互いの仲間を巻き込む大乱闘に発展。この事件以来、クリスとドレイクはライブや曲でディスり合っていた。周囲の関係者は和解を提言し、昨年9月に米紙「ニューヨーク・ポスト」が、クリスのマネジャーを務めるデフ・ジャムの重役アブ・ティアムがお膳立てし、やっと2人が和解したと報道。ドレイクは、仲間たちを連れて、クリスのパフォーマンスを鑑賞。2人はバックステージで、ハグと酒を交わして完全に仲直りしたと伝えられ、コラボするのではないかとウワサされた。翌10月には、クリスがFacebookに「ドレイクとスタジオにいる」というメッセージを掲載し、写真までアップ。すぐに削除されたが、ファンを大喜びさせた。
しかし、短気で知られるクリスが暴行沙汰を起こし、今年3月から刑務所に収監される羽目に。6月1日に出所し、彼をずっと支えてきたカルーシェと婚約秒読みかとタブロイドを賑わせた。そんな中、クリスとドレイクがレコーディングスタジオでコラボしている写真が再び公開されたのである。
写真は11日、HipHop/R&Bのニュースサイト「Rap Radar」を運営するエリオット・ウィルソンが、写真共有アプリ「インスタグラム」に掲載。「ドレイクとクリス・ブラウンが、一緒にスタジオにいるよ」というシンプルな言葉が添えられているだけだが、熱唱しているクリスの真横で、真剣な表情で腕を組むドレイクという構図は、明らかにコラボ真っ最中だ。