幸福の科学VSジャニーズに発展!? 木村拓哉&岡田准一の“守護霊”トーク本発売の衝撃
今月9日、10日に相次いで発刊される、幸福の科学総裁・大川隆法氏の“守護霊インタビュー”シリーズ最新刊が、SMAP・木村拓哉とV6・岡田准一を取り上げていると、ネット上で騒動になっている。かねてから話題の芸能人や有名人を題材にした、自由奔放なインタビュー内容が一部で話題になっていたが、「ついにジャニーズにまで進出か」と話題になっているようだ。
大川氏の最新刊は『俳優・木村拓哉の守護霊トーク「俺が時代を創る理由」』と『人間力の鍛え方 俳優・岡田准一の守護霊インタビュー』(ともに幸福の科学出版)。これまでにも、秋元康や本田圭佑など、話題の人物の“守護霊”を呼び出す役割と、インタビュアーを兼任して独自の対談を行ってきた大川氏。先頃は、小保方晴子さんが記者会見を行う直前に「STAP細胞はある」とする対談を発表したことも、話題を呼んでいた。
「これらの本について、ネット上では『節操なさ過ぎ』『もはやただのギャグ』と、完全に“ネタ”扱い。これまでも村上春樹の守護霊が『ノーベル賞がほしい』と言ったり、『風立ちぬ』公開時に宮崎駿が制作秘話を明かすなど、やりたい放題でしたが、ついにタブー視されてきたジャニーズにも手を出してきたかと、関係者の間でも話題になっています」(週刊誌編集者)
また見方によっては“便乗商法”とも言える同著に対しては、「ジャニーズ事務所から怒られないの?」という意見も。同出版社のオフィシャルサイトを見ると、「……っていうかさぁ俺の霊言マジで出すの?」「アイドルから実力派俳優へ―――努力の人、オカダのホンネに迫る」と、それぞれ特徴的な解説文が目白押しだ。
「一般人である小保方晴子氏でさえ、表紙には写真を使用していましたが、今回の木村・岡田に関しては、肖像権に厳しいジャニーズだけにイラストが使用されています。しかし、やはり内容に関しては『降臨した“守護霊”と対談している』というものだけに、名誉毀損と認定するのは難しいようです。過去には、日本テレビの膳場貴子アナウンサーや、ジャーナリストの池上彰氏が『自分とは関係ない』と反論したことはありましたが、出版を止める手段はないというのが現状です」(同)
今回の木村・岡田がOKとなれば、今後もさらにジャニーズタレントの“言霊インタビュー集”が続々と発行される可能性も。ファンとしては実に微妙なところだが、今後の成り行きに注目していきたい。