樹木希林まで便乗! W杯“にわかサッカーファン”タレント激増の裏事情
日本代表が熱戦を繰り広げている『サッカーワールドカップブラジル大会』。芸能界でも、まったくサッカーと関連のないタレントまでが応援コメントを出したり、選手のファンを公言したりと大盛り上がり。生粋のサッカーファンからは「たいして詳しくもないくせに、意見されても……」という不満の声も聞こえてくるが、芸能界での“にわかサッカーファン”大発生には、次のような一因もあるという。
「大会期間中は、スポーツ紙はもちろん、ワイドショーも“ワールドカップ進行”。芸能ネタを短縮してサッカー関連ニュースに放送時間を割くため、サッカーと関係のない芸能イベントを回るスタッフにも、上から『タレントに日本戦の点数予想をしてもらってきて』『日本代表へのエールをもらってきて』などといった指令が下されるんです」(ワイドショースタッフ)
サッカーに興味のないタレントにしたら迷惑この上ないだろうが、「タレント側もそういったニーズがあることを理解していて、しっかり準備していることが多い」(同)という。
「樹木希林は、『本田選手って率直で魅力的』と、夫の内田裕也に通じる“やんちゃ好み”を語っていましたし、元AKB48の板野友美は『コロンビア戦は3対0で勝ちます!』と、予想というより願望を披露。川島海荷率いるアイドルグループ9nineは、『9nineだけに、背番号9の岡崎選手に注目しています。ヘディングを決めてほしい』と事務所側からの入れ知恵感たっぷりのコメントをしていました」(スポーツ紙記者)
中には、その“下準備”を暴露された者も。
「タッキー&翼のファンイベントではこんな珍事が。格闘技にしか興味がなくワールドカップを見ていない滝沢秀明が、イベント前にスタッフに日本戦の勝敗を教えてもらっていたことを、サッカー好きの今井翼からバラされて苦笑いしていました」(同)
「見ていません」と答えれば当然取り上げてもらえず、ありきたりのエールもカット候補になってしまうワールドカップ関連のコメント。タレントたちにとっても、このコメント合戦はある意味“負けられない戦い”のようだ。