サイゾーウーマン芸能文壇編集者人気ナンバー1の作家とは? 芸能 サイ女の「文壇ゴシップ劇場」 「あんなに売れてて、天狗にならない」編集者人気ナンバー1の超人気作家の素顔 2014/06/22 15:00 文壇紙の月角田光代 角田光代Twitterより 売れっ子となった途端、傲慢になってしまったり、周囲の妬みを買い、アンチを生んでしまったりというのは、芸能界ではよくある話だが、出版業界でもそういった作家は少なくないようだ。「本は売れても作家本人の評判はよくないというのは、よくあること」(出版関係者)だというが、超売れっ子でありながら、編集者の間で評判がすこぶる良い稀有な作家も存在する。それは、数々のヒット作を世に送り出している角田光代だ。 角田は1990年に『幸福な遊戯』(福武書店)で「海燕新人文学賞」を受賞してデビュー。その後も間を空けることなく作品を発表し続け、『対岸の彼女』(文藝春秋)での直木賞をはじめ、数々の賞を受賞。『八日目の蝉』(中央公論新社)や『紙の月』(角川春樹事務所)が映画化されるなど、常に第一線を走り続けている人気作家である。文学賞選考委員としても活躍し、今や文壇でもその地位を確立させているが、なぜかアンチが生まれないというのだ。 「その秘密は、角田さんの“飲みニケーション”にあると思います。基本的に朝9時から夕方5時で仕事を終わらせる角田さんは、ほぼ毎夜、編集者や仲の良い作家たちと飲み歩く。三浦しをんさんらの作家仲間と飲めば、ほかの客にも聞こえるほどあけっぴろげに猥談に花を咲かせ、編集者と飲んでも、一切偉ぶることなく、イジりイジられで大盛り上がり。酔うと眠くなるようで、宴席ですやすや眠る姿がよく目撃されていますが、その姿が意外に可愛らしく、男性陣にも人気なんです」(同) そんな親しみやすい人柄に加え、角田の仕事に対する姿勢も、編集者から一目置かれているという。 「酒に酔って、忘れ物や落とし物をすることはよくあるそうですが、どんなに酔っても仕事の締め切りだけは絶対に落とさない。また、エッセイ、小説、ウェブ上での連載など、どんな依頼も引き受けるのに、全てにおいてクオリティーを維持し続けていると、編集者間で称賛されています。純文学、エンタメともあのレベルで書ける作家は、今は角田さんだけでは」(別の出版関係者) 今日もどこかで書いては飲んでいるであろう角田。今後も、その活躍に期待したい。 最終更新:2014/06/22 15:00 Amazon 『平凡』 酒飲みと仕事を両立する健康法を教えて 関連記事 「『情熱大陸』出たい」「取材費数百万ほしい」林真理子の“野心”に出版社涙目?無頼派作家・西村賢太、文藝春秋にぶち切れ!? 異例の連載移籍となった訳勝間和代も取りこんだ! 果てなき欲望を持つ女・林真理子の行く先安部公房、没後20年に「子どもを中絶」と暴露され、愛人と実の娘がド修羅場に!?湊かなえ、桜木紫乃、柳美里――文壇で活躍する、ママ作家の光と影 次の記事 空港で一晩過ごした男の動画が話題! >