コラム
角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第66回
自己陶酔型お受験ママ、ミネラルウォーター風呂のママ、子どもに大切なこと見失ってない?
2014/06/07 16:00
見学といえば……びっくり仰天、「子どものお風呂はすべてペットボトルの水を使っています」というお話を聞きました(笑)。見学に来られた方ではなくて、その方のお友達のお話ですが、見学に来られたご本人は、「あえて普通の環境で育てたいので、この園の見学にきました」とのことでした。
うちの保育園も過保護っちゃ過保護だけど、カラダを動かすことに力を入れているし、冬でも素足でいるし、うちの保育園で育った娘を見ていると昭和の“ザ・健康優良児”といった感じです。現代はそういう普通の子どもって、なかなかいないのかも。アレルギーの原因は汚いものの排除し過ぎとも言われているし、外で鼻糞をほじっても病気にならない免疫力を作ることが大事ですよね。よく食べ、よく寝て、よく遊ぶことが、子どもの理想。特に1歳から3歳は病気にならないカラダ作りをする時期なので、園と家庭で力を入れていきたいです。丈夫が一番。それからお受験を考えましょう!
角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では6歳の愛娘の子育てに奮闘中。
最終更新:2014/06/07 16:00