海外
[連載]ディーヴァになりたい!

ワガママの申し子・マライア人気を支える、ぶりっ子とナルシストの絶妙な配合

2014/06/15 16:00

 その後は、英国人気テレビ司会者のジェイミー・シークストン、マッチョでセクシーなスウェーデン人モデルのマーカス・シェンケンバーグ、メキシコ人のグラミー賞歌手のルイス・ミゲルと、国籍関係なく、好みのイケメンたちと交際。ハル・ベリーの元夫で歌手のエリック・ベネイと別れてからは年下男性を狙うようになり、6歳年下の音楽プロデューサーのマーク・スダック、7歳年下のモデル兼俳優のクリスチャン・モンゾンとの交際を経て、08年に10歳年下の俳優/ラッパー/司会者のニック・キャノンと再婚。マライアの大ファンだったニックは、お姫様抱っこや妊婦ヌード、コスプレなど、彼女が望むこと全てに付き合い、尽くしまくり。彼女の年季の入ったディーヴァ心を満たしています。なお、エミネムいわく01年に交際していたとのことで、交際を否定する彼女をディスりまくっていますが、マライアの方は屁とも思っていないようです。

■家族

 3人兄弟の末っ子として生まれたマライアですが、3歳の時に両親が離婚。兄と共に母に引き取られ、白人地区で育ちました。父に引き取られた8歳年上の姉は15歳で妊娠し、学校を中退。娼婦、麻薬依存と荒れまくり、そのことが逆にマライアの身持ちを堅くしました。HIVに感染した姉は数年前に暴露本騒ぎを起こすなど、マライアにとっては頭の痛い存在です。

 母や兄とは仲が良く、姉の子度もたちの面倒もよく見るマライアは、家族をとても大切にすることで知られています。父は02年にがんで死去していますが、亡くなる直前には交流を復活させていました。夫ニックは、「彼女は外見の10倍以上美しい内面を持っている」と話し、押しも押されもせぬディーヴァとなっても家族の前では素直で甘えん坊な顔を見せるそうです。

 自身の家庭においては、41歳にして双子を出産。娘モンローと息子モロッカン・スコットの部屋のために10万ドル(約1,000万円)かけるほど溺愛。写真共有アプリ「インスタグラム」などに家族写真を頻繁にアップし、「妻であり母である自分が好き」と心酔。子どもたちが自分よりもナニーに懐くのを嫌い、頻繁にクビにしていることを告白するなど、どこまでも自己愛が強いディーヴァ的な子育てをしており、叩かれることもしばしば。

■ナルシストエピソード

 もともと「自分大好き!」がダダ漏れのマライアですが、09年に出演した報道バラエティ番組『GMTV』のキャスターに、「うわさ通り、大勢のお付きの者たちを引き連れてたわ。転んでも大丈夫なように前後をガードされてて。ソファに座るときは2人がかりで、お気に入りの右側から顔を撮影するようチェックする担当者までいた」と暴露され、ハンパないナルシストぶりが話題になりました。

 妊娠中には雑誌の表紙でセミヌードを披露。セレブの妊婦ヌードは珍しくないものの、片手を頭に当て、デカ腹でセクシーポーズを取ったのは彼女だけ。さすが「主役は常にアタクシ」のマライアだと、ある意味に称賛に近い声まで。産後初のテレビ仕事は、まさかのテレビショッピング番組! そこでも商品よりも自分のことばかり話し、35週目に帝王切開出産したのに、「もうね、47週間も妊娠してたし」などと意味不明な発言が多く、世間を震撼させましたが、ナチュラルハイになっていただけと判明。母親になってもナルシストは変わらないと世間を“安心”させたのでした。

 その後、国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン12の審査員を務めたマライアは、同じく審査員のニッキー・ミナージュから、「自分のことばっか、語らないでくれる!? オーディション番組なんだよ!」とぶち切れられるほど自分語りしまくり。この件でニッキーとは散々やり合ったのものの、最後まで自分語りをやめることはありませんでした。すがすがしいほどのナルだと感心する声まで上がりましたが、マライアは降板後「ほんと、嫌な仕事だった。毎日が地獄だったわ」と発言。「あれだけ自分のことを語っていたのに、地獄だったの!?」と世間を唖然とさせたのでした。

■名言(迷言)

 歌手になる前の自分を「世界最悪のウェイトレスだった」と告白したものの、ディーヴァとしては最高級だと自負しており、『アメリカン・アイドル』に遅刻しても「(番組が)ディーヴァを欲しいのなら、それなりの代償を払わなくちゃね」と真面目な顔で言い放ったほど。

 「アタシのことただのプリンセスだと思ってるなら大間違いよ。苦労してきたんだから」と言うものの、「どこに行っても蝶々が追いかけてくる」のだそうで、生まれながらプリンセス、ディーヴァになる運命だったようです。

 【マライアになるには】
おばさんになってもぶりっこ路線をキープし、夫やお付きの者たちを上手に使いまくること! 結婚・出産しても、「主役は自分」というスタンスを変えず、わがままは最高の美学と思うことが大切。

最終更新:2014/06/15 16:00
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