サイゾーウーマンコラム典子さまが火をつける、花嫁たちの欲望 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 高円宮典子さまのご婚約内定が火をつける、花嫁たちの危険すぎる欲望 2014/05/31 16:30 週刊ヒトコト斬りテラスハウス千家国麿高円宮典子 Naverより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎まさに神話の世界 「二千年の時を超え結ばれる2人」「これは運命なのか、使命なのか」「言葉はいらない、出会う前から知っていたから」「あなたはその目で、神話を目撃する」と、何かこうRPGゲームのキャッチコピーレベルの壮大さ漂う、高円宮典子さまと千家国麿さんのご婚約内定であるが。「せんげくにまろ」かぁ。『有閑倶楽部』(集英社)に出てきそうだなぁ。「二千年前から神主を勤める家の息子」って、肩書もそのままイケる。二千年前かぁ。キリストが14歳の頃かぁ。……ピンとこない。 それにしても、今年は神前結婚が増えそうだ。消費税前に割引プランで駆け込み契約したカップルが「どーしても神前式に変えたい!」とかダダこねるケースが出てきそうだな。十二単希望者も急増しそう。雅子妃、紀子妃のご成婚のたびに「十二単であやかり婚」みたいな人がちょっと増えては、定着せず一時過ぎると消えるってのはあれ、やっぱり着る人をもれなく4割減に見せる鬼門衣装だからか。おすべらかしって、ヘタするとちょい前の遠藤聖大みたいになるかなぁ。あやかり希望者の方はあらかじめご了承を。 と、話が逸れたが、この結婚こそ「やっと会えたね」の一言がふさわしい気がする。この規模で言われたら、誰もツッコめないもんなぁ。 ◎みんな、知ってたけど? ドッキリ番組の『ニンゲン観察バラエティ「モニタリング」』(TBS系)まで、なんか『テラスハウス』(フジテレビ系)風の企画をやってたが。そんな大人気の『テラスハウス』に、やらせ報道が! えー、ウソー、台本ないって言ってたのにぃ、もーガッカリぃ! ってなるわけないだろ。カメラワーク1つ取っても、みなまで言うなって話である。ま、証拠押さえたんなら人気番組だし、記事になるんだろうけど。「『テラスハウス』に台本があった!」というのは、「『笑点』(日本テレビ系)に台本があった!」というのと同じレベルの無意味さを感じる。木久扇や円楽やたい平が弁当食べながら、作家と打ち合わせしてるところを押さえたっていうなら、ちょっと見てみたいけど。 ◎事件をつなぐ不思議な共通点 何かの事件が起こると、被害者や加害者の家に報道陣が行って、現場の様子を撮影する。子どもの三輪車が置かれた玄関周りや、取り込まれていない洗濯物などに、いろんなドラマが汲み取れたりするのであるが。こういう時、必ずといっていいほどベランダあたりに映り込んでいるのが、吊るすタイプの虫除け。それもなぜか「ウナコーワ虫よけ当番」である確率がかなり高い。あの、丸っこいオバケみたいなデザインのピンクの。シンプルな四角四面の同類品もあるのに、吸い寄せられるようにあのキャラクター虫除けを選ぶ、事件に連なる人々……。なぜあのタイプを選ぶ人間が、事件に関わるパーセンテージが高いのか、ぜひ心理学、社会学的に解き明かしてほしい。ちなみに「加害者」の家には、冬になってもアレがぶら下がっていることが多かった。ぽっかり空いた口が何か言いたげ。張り込みの刑事とか、アレがあるかどうかを何らかの目安にしてるかもしれない。それくらい、頻度がすごい。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 16:32 関連記事 ASKA薬物騒動よりも断然気になる、“栩内香澄美”という女のバックボーン長澤まさみの今後の方向性を決定づけた“下乳ドレス”の破壊度生き残りに必死! 『渡鬼』女優・中田喜子の新キャラ“DIY好き”に思うコトヒロミ的「アニキ」ポジションに立ったロンブー田村淳が目指す場所10年ぶりにドラマ主演した中山美穂にみた「昭和の名残」 次の記事 冤罪叫ばれる「恵庭OL殺人事件」 >