チャーリー・シーンvsリアーナ、子どものケンカのようなディスり合いがネットで大人気
「お姫さまから祝福の言葉をいただけるほど、オレたちはクールじゃなくてすまなかったね(この場合、お姫さまというより、村で有名なバカって感じ?)」
「オレはこういうことに時間を割くわけよ。だから31年間、成功者でいられるわけよ。善意と礼儀の心さえ忘れなければ、過激なコンサートも続けられるわけよ。感謝をもってして」
「オマエさんの『Talk That Talk』って歌は大ウソつきの大ウソだったってわけか」
「リアーナ、ハロウィーンはまだまだ先だけど、公共の場でハロウィーンでなにを着るかを試すっつーのは、いいんじゃね? 惜しいな、もっと肌色に近い方がいいんじゃね? どれもよくねぇってことだよ」
と、調子に乗って高飛車な態度を取っているとリアーナに苦言を呈した上で、彼女のファッションをディスりまくり。
「下降の道で会おうぜ(みんな通る道だからな)、そして、本当にお会いできなくて光栄でした」
「オレたちに共通するものなんてないしな。先輩に対するリスペクトなんてないわけだし」
「きっと、オマエさんは、レストランを出る前にウィッグの位置を直すために貴重な83秒が必要だったんだろうな」
「この分野におけるホンモノのベテランからのアドバイスな。かまわれるのが嫌なら、家を出ないことだよ! もし、有名人であることが刑務所のように嫌で息苦しいのなら、やめろよ、後輩さんよ!」
という極端な持論を展開し、締めくくった。
これまでにもジャスティン・ビーバーらをディスってきたチャーリーだが、ここまで長い悪口を書くのは珍しい。かなり本気でムカついているようだと、ネット上では大騒ぎとなった。SNS中毒のリアーナが、この騒ぎに気がつかないわけはなく、すぐに応戦。Twitterのトップ画像を、アホっぽい顔をしているチャーリーがサインをしているコラ写真に変え、「Goooorrrrrrlllllll」と、呆れかえった叫び声を載せた後、
「あの老いぼれた女王さまが、もし、オムツを取らなかったら……」
とツイートした。「老いぼれた女王さま」は明らかにチャーリーのことであり、22歳年上のチャーリーから長々と噛まれたことをバカにしつつ、くだらないと思っていることを表現したかったとみられる内容だが、これに、ネット上は、「なに、これ意味不明」「チャーリーに対するツイートなんだろうけど、なにが言いたいのかわからない」という声が殺到。
リアーナはムスっと腕を組んでいる自分をもう1人の自分が制している写真と、「行っちゃおうと思った瞬間、潜在意識が“やめなよ、くだらない”って」という文字もTwitterに掲載し、これ以上のケンカにはならないわよ、アタシは相手にしないしというポーズを取りつつ、チャーリーを煽った。
このリアーナのツイートをチャーリーが見逃すわけはなく、「TMZ」を通して反撃文を発表。「リアーナさんへ。えっ? あっ、名字ないって? はいはい、じゃ、Rへだね。英語が母国語じゃないのはよくわかったよ」と、リアーナの意味不明なツイートをディスり、「まず最初に、王族だと認識してくれてありがとう。うれしく思うよ。第二に、良い女王さまのお願いを聞いてくれ。我が城の地下牢に行ってほしい。ねずみとヘビには気をつけて」と、これまた嫌みったらしい言葉を並べ立てた。
さらに、子どもへの面会と養育費をめぐって現在チャーリーと激しく敵対している2番目の妻デニス・リチャーズも、この騒ぎに参戦。リアーナに向けて、「一息ついて。かわいこちゃん、時間の無駄よ」とツイートし、「娘たちが、あなたの大ファンなの」と媚びを売り、チャーリーの怒りを煽っている。
デニスも加わったリアーナとチャーリーのこのディスり合いに、ネット民は「ネットがあって本当によかった!」「なによりのエンターテインメントだ!」「なにを言っているのか理解しにくいところが、ガキのケンカみたいで最高!」「チャーリーもリアーナも嫌いだけど、これはウェルカム」と大喜び。主演ドラマ『ハーパー★ボーイズ』降板騒動の時に、チャーリーが番組クリエーターのチャック・ロリーとやり合ったような、ネチネチとした展開になるのではと期待する声も多いが、ドライな性格のリアーナがそこまで相手にすることはないと思われる。
とはいえ、売られたケンカは買うがスタンスのリアーナ。執念深いチャーリーは、まだまだ彼女をディスる気マンマンなので、リアーナも軽くジャブを入れていくことだろう。デニスも加わり、今はチャーリーと仲のよい3番目の妻ブルック・ミューラーや、スコッティも参入してくるのは目に見えている。リアーナの友人たちも加わりそうな勢いで、豪華な役者は揃うが、事態を収拾できる人物がいないのが気になるところだ。