劇場版『相棒』大爆死で、水谷豊が提案した「成宮寛貴“降板”と驚きの人事プラン」!?
映画『相棒―劇場版III』が公開中の水谷豊主演『相棒』(テレビ朝日)シリーズだが、水谷演じる杉下右京の“相棒”をめぐる不穏なウワサがささやかれている。寺脇康文、及川光博に続き三代目となった成宮寛貴について、テレ朝周辺から「解雇情報」が聞こえているのだという。
同シリーズは、2002年にスタートした人気連続ドラマシリーズ。今年1月から放送された『相棒season12』は平均視聴率17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得し、同クールの連ドラでも圧倒的なトップを記録した。また夕方の時間帯で行っている再放送『相棒セレクション』も高視聴率が話題となり、昨年テレ朝が開局以来初の視聴率4冠を獲得する一因になったと報じられている。しかし、最新劇場版は「歴代シリーズ最速での興行収入10億円突破」という数字を叩きだしても、配給の東映は焦りを隠せないという。
「興行収入200億超えまで見えてきた『アナと雪の女王』は仕方ないにしても、同時期公開で30億円を突破した『テルマエ・ロマエII』にも完封されてしまった。また本作の舞台挨拶は71回という前代未聞の回数で行われましたが、最後の方は登壇者もネタが尽きて毎回同じ内容を話し、マスコミも集まらずという悪循環。実際に会場や出演者らの空気も、あまり良くなかったですよ」(スポーツ紙記者)
歴代の興行成績も第一作44.4億円、第二作は31.8億と、回を重ねる度に下落している。こうして数字が伸び悩みを見せる中、ついには現場での“不協和音”も目に見える形になってきてしまったという。
「というのも、撮影現場で水谷が成宮の演技力のなさに呆れ果て、次回作では成宮を殉職させるというプランを提案してきたというんです。また、及川の降板はプライベートの不倫疑惑で水谷の怒りを買ってしまったことが原因と言われていますが、このいざこざはすでに解消されているそうで、水谷は及川再登板にOKを出しているとか。劇場版の最新作に及川が出演したのも、次回作から成宮とバトンタッチを行うための伏線のようです」(芸能プロ関係者)
以前、及川が降板した際にも「現場は全て水谷の機嫌次第」と言われたものだが、相変わらず“水谷政権”の状態は続いているよう。しかし「メンバーチェンジを繰り返して続けたアイドルグループが、最後にどうなったかは推して知るべしですよ」(同)という声もあり、成宮の“殉職”はいささか早急すぎる判断にも見えるが……。果たして相棒のチェンジが“二度あることは三度ある”となってしまうのか、注目していきたい。