早朝の生放送でバレちゃった、マライア・キャリーの口パクと写真の過剰修正
米音楽芸能サイト「That Grape Juice.net」は、このコンサートを見たという消息筋の話として、「マライアが『Always Be My Baby』を生声で歌いだした時には、どよめきに似たような歓声が上がった」と紹介。マライアは今回のライブを「Touch My Body」でスタートさせたのだが、強く歌うところは生声だが、高音は録音しておいたものに頼り、口パクしていたように見受けられる。観客も、「ほとんどが口パクだろうな」と思ったようで、「Always Be My Baby」を生で歌いだした時には、とても驚いたというのだ。
生歌を披露した「Always Be My Baby」だが、朝早いということもあり本調子でないのか、マライアはところどころ音程を外していた。だが、本人はそんなことをまったく気にしておらず、カメラに向かって早口で、「ほら、ここがいいアングルよっ」と指図する余裕すら見せており、貫禄十分。コマーシャルを挟み、このまま新曲も生声で披露するのかと思われたが、そうはいかなかった。
ファン待望の新曲「You Don’t Know~」のパフォーマンスは、グランドピアノの上にどかっと横たわるマライアが歌いだす形でスタートしたのだが、「Always Be My Baby」のパフォーマンスとは明らかに異なる透き通った声になっており、口パクなのは明らか。感情がこもったパフォーマンスなので違和感はないが、口の動きと歌声がずれているように見える箇所もあり、ネット上では「またか!」とちょっとしたお祭り騒ぎとなっている。
実はマライア、ここ数年アンチから「口パクの女王」と呼ばれている。昨年6月に『BETアワード』授賞式でパフォーマンスした際、口の動きと歌声が明らかに何度もずれていたとして大バッシングに発展。審査員を務めた『アメリカン・アイドル』で5月にパフォーマンスした際には口の動きはずれていなかったが、「歌声が不自然すぎるほど完璧」だとして口パクだと認定され、「口の動きがずれないのは、長年口パクをやりまくっているから」とまで叩かれてしまった。
全米に向けて生放送される今回のライブパフォーマンスは、まさにそんな汚名を返上する絶好のチャンスだった。観客を満足させたステージだったと報じられ、大成功だったと受け止めているメディアが多い。しかし、ネット上は、「また口パク……もう彼女は歌えないんじゃない?」「リアーナやマライアのようにライブパフォーマンスが苦手な歌手もいるんでしょ、それよりも二重アゴとまったくくびれのないウエストがすごい」「新作アルバムのカバーは修正しまくったんだろうと思っていたけど、あそこまでスリムにするのは詐欺だ。本人はでっぷりしているじゃないか」という声が飛び交っており、もはや口パクを批判するというよりも、「あ~あ、またか……」という微妙なリアクションであふれ返っている。
今年2月にキュートな新鋭歌手のアリアナ・グランデが「ヤング・マライア」と呼ばれていることについて質問された時、「あのね、ワタシはまだ若いのよ。年齢なんて無視しているから。というか、17歳の時から年齢をカウントするのをやめたし」とムッとしていたマライアだが、44歳という年齢になり、いろいろな意味でしんどくなってきたのかもしれない。
朝早かったものの、タキシード姿のイケメンダンサーたちに熱い視線を注がれる中パフォーマンスをし、終始ご機嫌だったマライア。ネットでは言われたい放題のマライアだが、通算14枚目のアルバムとなる『Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』には一般受けする曲ばかりが収録されており、大ヒット間違いなしだろうと期待が寄せられている。