視聴率ワーストドラマ、『夜のせんせい』『Dr.DMAT』でTBS最下位争い!
4月スタートの連続ドラマの情報が続々と解禁になる中、1月期のドラマ(午後8~10時台)もいよいよ終盤に向かっている。今回は視聴率ランキングでワースト3位入りしそうなドラマはどの作品なのか、2月27日までのデータを元に見ていきたい。
まずは、檀れい主演の『福家警部補の挨拶』(フジテレビ系)。1月14日の第1話は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、初回視聴率ランキングで3位に入り込んだが、初回の数字からは想像もできない番狂わせが発生。2話で11.5%に下がり、5話から7.8%、8.4%、7.9%と一桁後半を推移している。また『福家』の下降は次枠の『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』にも影響を及ぼしているようで、『バチスタ』は5話まで11~13%だったが、6話からは9~10%台に低迷中だ。
「フジで最もワースト入りが近いのは、初回8.4%でワースト3位に入ってしまった小野ゆり子主演『天誅~闇の仕置人~』(フジテレビ系)です。『天誅』は3話で6.8%に下がるも、21日の5話で8.2%に上昇しているので最下位は免れると思いますが、この枠はバラエティが不調なフジが満を持して新設したドラマ枠。第1弾の財前直見&沢村一樹主演『家族の裏事情』も3~6%台と大コケしており、最後まで何が起こるかわかりません」(芸能ライター)
しかし、そんなフジにも負けているのがTBSの作品。『隠蔽捜査』は『あまちゃん』(NHK)俳優の杉本哲太&古田新太をW主演に起用するも、月曜8時で6~8%台だ。そしてTBSでは、関ジャニ∞・大倉忠義主演『Dr.DMAT』と、観月ありさ主演『夜のせんせい』が、最下位争いを繰り広げている。『Dr.DMAT』は初回7.9%で最下位スタートとなり、5話から5.0%、5.3%、5.4%と爆死。『夜のせんせい』も、初回こそ10.6%だったが、4話から5.1%、5.2%、5.3%と3週連続で5%台を記録している。
「『Dr.DMAT』は27日の8話で7.3%と約2%アップしており、『夜のせんせい』が土壇場でワースト1位に転落という可能性もあります。連ドラ主演記録を持つ観月は、今作で23年連続に記録を更新しましたが、観月の主演作が民放で5%台というのは異例です。記録を伸ばし続けてきた観月にとって、今作の大コケは今後の活動に悪影響を及ぼしかねません」(同)
このままではワースト3位すべてがTBSドラマになりそうな展開だが、残り数回でワーストランキングから脱出する勝ち組は現れるのか?