「日本人じゃないので」デヴィ夫人、報道陣を絶句させた公選法違反事件の言い訳
デヴィ夫人が13日、都内で行われた米映画『大統領の執事の涙』のPRイベントに登場した。番組収録での一般女性への「平手打ち騒動」、都知事選で田母神俊雄候補への投票をメルマガで呼びかけた「公職選挙法違反事件」、故・淡路恵子さんの葬儀での「棺から着物強奪疑惑」など、話題には事欠かないデヴィ夫人。同日は囲み取材も設けられており、集まった大勢の取材陣も「どこから聞いていいのやら」状態だったという。小島瑠璃子、西川史子など逆鱗に触れた人物へは、これでもかというほどブログで攻撃するデヴィ夫人。その怒りのスイッチがわかりにくいこともあり、取材陣は戦々恐々だったというが……。
「平手打ち騒動まっただ中に行われた、淡路さんの葬儀での囲み会見では、報道陣が『さすがにこの場で、騒動については聞けない』と質問を遠慮していたところ、デヴィ夫人自ら『みなさん、聞きたいことがあるでしょう』と語り出してくれたのですが、今回もさすがのデヴィ夫人というか……。『いいことは報道しないのに』『あなた、どこの記者?』など悪態をつきつつも、結局は、騒動に関する質問について、全てコメントしてくれました」(ワイドショー関係者)
中でも一番、報道陣をザワつかせたのがデヴィ夫人の“国籍”だった。
「公職選挙法違反で警視庁から注意を受けた件について、『私、知らなかったんですのよ!日本人じゃないので』ピシャリ。言い訳としては幼稚なものですが、いきなりの“日本人ではない発言”にリポーター陣が戸惑い、それ以上つっこめなかったみたいです。後で調べてみるとデヴィ夫人の国籍は、インドネシアだそうですが。追及を封じる、まさにデヴィ・マジックな受け答えでした」(同)
さらにソチ五輪の話題でも、デヴィ節は止まらず。銀メダルを獲得したスノーボードの平野歩夢選手に「いい洗顔クリームがあるので、15歳のカレへ贈ってさしあげたい」とメッセージを送っていたという。「平野選手のニキビが気になってしょうがなかったんでしょうが、その突飛な発言に驚いた記者もいた」(同)ようだ。
騒動まみれでも、イベントオファーはなくならないデヴィ夫人。取材陣も「大漁!」のホクホク顔で現場を後にしたという。素行や言動はひとまず置いておき、この「コメント力」だけはほかのタレントにはない大きな魅力のようだ。