日本初「肥満治療薬」のダイエット効果に沸く女性誌、その“非現実的”な側面
2週前に「セブン」が報じたのが、「松田聖子がマネージャー兼元恋人を切った」という記事だ。歯科医師と再々婚後も、お気に入りのマネジャーを傍に置くという、奇妙な三角関係状態を続けていた聖子だが、夫への配慮からついにマネジャーを切り、解雇したというものだった。
そして今週の「セブン」では、その続報を掲載しているのだが――。記事によると、1月下旬にロスに行った聖子だが、同行したのは“切ったはず”のマネジャー。さらに翌日には聖子の夫も合流したという。その理由はロスでの仕事は元マネジャーしか勝手がわからないため、元マネジャーに同行してもらったが、夫は納得がいかず聖子を監視するためにロスに行ったらしい。というか、夫でなくても納得がいかない。もし本当に「勝手がわからず」仕方なく元マネジャーを同行させたなら、新しいマネジャーも連れて引き継ぎをすると思うのだが、そんな新マネジャーの存在はない。解雇はあくまで建前なのか? そのうち「フリーでお仕事を手伝ってもらうの!」なんてしれっと言い出すのでは。夫でなくても疑う。
そもそも「元マネジャーを切った」という「セブン」の報道自体が怪しい。実は聖子はマネジャーを“切った”なんて認識はないんじゃないか。そう考えた方が納得のいく、ロス3人の聖子さまご一行の旅模様であった。
なんだか羊頭狗肉というか、こじつけというか。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の後継番組で司会者有力候補としてずっと名前の挙がっていたSMAP・中居広正。本人は難色を示していると伝えられえてきたが、その理由を「週女」では黒柳徹子との絡みだと記している。4月1日から『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が正午開始に移動したことは既に報じられているが、中居はお世話になっている黒柳と視聴率競争をしたくない。だから固辞している、と。
でも『徹子の部屋』が正午に移動が決まる遥か前から、中居は難色を示していたはずだ。無理やりとってつけたような理由である。ネタがなくて、無理やりこじつけた記事――。今週は本当にガッカリするほど、ろくな記事がなかった女性週刊誌である。