「深田恭子は男ウケする顔に整形した?」美容整形医・マッド高梨が女性の「なりたい顔」を分析
――日本だと、口が大きいより小さい方がよしとされている気がします。
高梨 そこでいう「口が大きい」っていうのは、骨格的に口全体が出っ張っているという意味では。口の大きい小さいは、唇のボリュームによるところが大きい。唇って粘膜の色なので、エッチさを想像させる場所なんです。20年くらい前だと、「エッチに見られるより、上品に見られたい」という女性もいましたが、今の女性は「モテるなら、それでもいい」と、唇をボリューミーに作る人が多いです。逆にこの中で上品顔といったら、第9位の松嶋菜々子です。
――松嶋菜々子!? やんちゃ俳優・反町隆史の妻というイメージが強いですが……。
高梨 「派手」で「下品」な北川景子の顔の余白に比べて、彼女の余白はずっと広いでしょう? つまり「地味」で「上品」な印象なんです。まぁ、日本で一番上品な顔は天皇家ですが(笑)。
宮崎あおいも地味。鼻も小さいし、目も離れていて、幼稚で成熟していない子どものような印象です。ロリコン文化の日本では、需要がある顔でしょうね。あとは、一見地味っぽく見える堀北真希ですが、実は彼女は地味ではない。目と目が結構寄り気味で、優しそうというより、キリッと頭がよさそうな雰囲気です。
■芸能人はより世間の需要に沿うように、“お直し”をすることも?
――なりたい顔というのは、顔から期待しうる性格に憧れているということなのかもしれません。ところで、芸能人はイメージ商売ですから、より世間の需要に沿うように、“お直し”するなんてことも……?
高梨 例えば、第7位の深田恭子は「男ウケする女の顔」を作っていた可能性がある。彼女、昔は目が離れていて、もっとエラがあったと思うんです。多分、鼻根のあたりにヒアルロン酸を入れて、ボトックスで顔を小さくしたんでしょう。顔の幅を狭くして、凹凸をつけるということは、つまりキレイ系の顔になるわけです。10代の頃の彼女はアイドル的なポジションだったけど、30歳を過ぎたので、より男ウケする方向にしたんではないでしょうか。
――ほかにも、このランキング内で整形していそうな人はいますか?
高梨 整形は、うまくやっていればわからないものなんですが……まぁ、松嶋菜々子は歯並びも含めてやってると思います。あと、第5位の柴咲コウは、フォトショップのせいかもしれませんが、見るたびにエラが違うので、ボトックスをやっているかも。第10位の安室奈美恵は、やってる可能性があります。目は切開しているんじゃないかな。