億超えが多いセレブの婚約指輪、ビヨンセを破った高額指輪はあのカップル!
■マライア・キャリー
世界の歌姫マライア・キャリーが交際期間たったの1カ月ちょっとで、11歳年下のエンターテイナー、ニック・キャノンと超スピード婚して世間を騒がせたのは、2008年春のこと。ニックがマライアに贈ったのは、ラッパー御用達の宝石デザイナー、ジェイコブ・アラボが手がけた、15カラットのエメラルド・カット・ダイヤモンドと両横にハーフ・ムーン・シェイプのダイヤを入れ、58個もの薄いピンクと紫のダイヤで縁取った、とにかく巨大な婚約指輪で、マライアによく似合うと話題になった。
しかしこの指輪、実はニックがマライアと婚約する1年前に、モデルの元彼女にタイムズスクエアーでド派手なプロポーズをした際に贈り、破局後、返されたものだったことが発覚。「リサイクルしたものだなんて、天下のマライアから捨てられるのは確実」とゴシップされた。しかし、婚約・結婚までの期間が短かったからか、推定250万ドル(約2億5,000万円)のダイヤに罪はないと思ったのか、マライアはにこにこし続けており、2人は現在に至るまで超ラブラブである。
■ヴィクトリア・ベッカム
24歳の時、付き合って1年になる1歳年下のサッカー選手デビッド・ベッカムと婚約したヴィクトリア・ベッカム。プロポーズされた時贈られたのは、イギリスの老舗高級宝石店ブードル&ダンソーンのもので、6万5,000ドル(約650万円)で購入したという3カラットのマーキスカット・ダイヤモンドリング。リングバンドは美しいゴールドというスタンダードな婚約指輪だった。
2人は1999年に結婚し、以来ヴィクトリアは、19カラットのエメラルドカット・ダイヤモンドリング、18カラットのホワイトゴールドにはめ込まれた巨大なブルーサファイアの指輪、巨大で透き通ったグリーンのエメラルドリング、ペアシェイプカット(楕円形)のダイヤモンドの指輪を代わる代わる左手薬指にはめており、「最も多くの婚約指輪を持つセレブ」と呼ばれるようになった。
■ジェニファー・ガーナー
「家庭を守り、多忙な夫を支える理想の妻」として名高いジェニファー・ガーナー。パパラッチ写真はジーンズにTシャツ姿ばかりなので質素なイメージが強いが、やはりセレブ。2005年に結婚したベン・アフレックから贈られた婚約指輪は、家一軒購入できるほどの高価なものだった。ベンはジェニファーの33歳の誕生日に、高級宝石商ハリー・ウィンストンの4.5カラットのクッションカット・ダイヤモンドを手渡し、プロポーズ。50万ドル(約5,000万円)は下らないだろうとされる透明度の高い美しいダイヤは、あまりにも大きすぎて、ジーンズのポケットに手を入れると引っかかってしまうほど。素晴らしい愛の形だと、全米の女性をうっとりとさせた。
■ブレイク・ライヴリー
スカーレット・ヨハンソンの元夫ライアン・レイノルズと交際11カ月でスピード婚したブレイク・ライヴリー。人目を気にせずいちゃつくことで知られる幸せ絶頂の2人だが、ブレイクの左手薬指には、アーモンドシェイプの巨大なピンクダイヤが輝いている。ライアンは、ロレーヌ・シュワルツに依頼し、12カラットの最高級ピンクダイヤモンドを4本爪ですっきりと収めた、卵形デザインの婚約指輪を製作。推定200万ドル(約2億円)ともいわれており、若く美しいブレイクによく似合うと評判だ。
■ジェシカ・ビール
これまで数多くの美女たちと浮名を流してきたジャスティン・ティンバーレイクと結婚したジェシカ・ビール。ジャスティンは彼女に贈る婚約指輪にはかなりこだわり、6カラットのダイヤモンドを中央に置き、その周りもダイヤで縁取り、横にもストーンをはめ込んだ、ビンテージ風の古風なリングを選んだ。推定13万ドル(約1,300万円)だが、いわゆるはやりのデザインでないため、逆にとても目立つと話題を呼んだ。
ちなみにハリウッドで3番目に高価なエンゲージリングを手にしたのはパリス・ヒルトンで、ギリシャの大富豪の御曹司パリス・ラティスと婚約した際にゲット。25カラットの巨大なホワイトダイヤモンドで、お値段なんと470万ドル(約4億7,000万円)。彼は、21カラットのダイヤモンドリングも「第二の婚約指輪」としてパリスに買い与えるなど、彼女を愛し甘やかし続けたが、結局別れてしまった。愛の大きさが比例するとも言われる婚約指輪だが、離婚率の高いハリウッドにおいては、少々微妙だといえよう。カニエとキムの愛がいつまで続くのか、とても気になるところだ。