コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第197回】

矢口真里の間男“半同棲”記事からうかがえる、「真剣交際」アピールの戦術

2013/11/12 21:00

 その布石のような記事を掲載したのが「週女」というのは、矢口サイドの高等戦術なのか? 芸能界ではありがちなことだが、それにしても腑に落ちない。ただ今回の記事を見る限り、矢口の復帰はそう遠くないのだろう。そして問題は――。前夫・中村と同様、梅田にそれほどの収入はなく、もし矢口の芸能界復帰、結婚となれば、またぞろ“格差婚”となってしまうことだ。結局は同じ轍を踏むということでもある。

 1回の浮気騒動でもこうなのだから、次の浮気は矢口にとって致命的。写真を見ると吹っ切れた様子の矢口だが、今度こそ、男と酒は慎重に。

 2位も衝撃の写真である。ラフな格好におそらくスッピン。伏せ目がちな目と、げっそりした頬。スポットライトを浴びていた往年の姿とは明らかに変わった“現在の”明菜がそこにいた。

 これは、「セブン」が隠し撮りに成功した中森明菜の近影である。「セブン」によれば明菜の生活は“超”引きこもりだという。ベランダの巨大パネルで外から完全に遮断されたマンション。そのマンションの3フロアー(4、5、6階部分)で明菜は生活しているらしい。外には一歩も出ずに。

 3フロアーの6階部分が明菜の部屋で、4階には恋人兼マネジャーが居住する。そして5階部分はトレーニングなどをするスペースとなっているらしい。外出しない明菜は、毎日5階で1時間ほど筋トレし、恋人が買い出しした食品で、4階で一緒に食事を取る。そこで数時間過ごした後、再び6階に戻る。そんな毎日を繰り返しているというのだ。

 そして「セブン」はおそらく近くの建物から、このマンションを狙い、僅かな隙から映った明菜の姿を隠し撮りしたのだろう。労作である。3年ぶりの明菜の“実像”。確かにスクープだが、明菜の姿はあまりに悲しい。その悲しさは「セブン」の配慮にも現れている。スクープと銘打ったトップ記事として、この明菜記事が掲載されているにもかかわらず、明菜の近影は記事中の写真のみ。結構苦労して撮ったと思われるので、普通ならグラビアで、そしてできればカラーで大々的にと思うのだが、それは存在しない。グラビアには堪えられないほどの写真だったのか――。さすがに「セブン」も掲載できないと判断したのか。そんなふうに考えてしまうのだ。

 だが、こんな悲しい姿を撮られて、かわいそうだと思ったのだろうか。明菜の近況には力を入れている「自身」が動いた。世紀の復活劇を掛け、テレビ関係者が動いているという明るい兆しを後追いで報じたのだ。それは『NHK紅白歌合戦』出場まで視野に入れたもので、大手芸能事務所にも所属を打診しているらしい。ただ、一方で「自身」でも明菜の対人不信や体調不良、精神的には難しいとの見方を書かざるを得なかったようで、さらに寂しさを増幅させる結果となっているのだが――。

 ここ最近、女性週刊誌だけでなく一般週刊誌などでも明菜の近況記事が盛んに掲載される傾向にある。周囲の復帰への期待の表れだろう。明菜が“悲運の歌姫”のまま終わることは、誰も望んでいない。

 岸部一徳、いわずと知れた岸部四郎のお兄ちゃんである。その一徳がご近所トラブルに巻き込まれているというのは、既に一部マスコミで報道されている。一徳の妻が近所とトラブルになった挙げ句、車の接触事故にまで発展したのだ。そのためご近所さんが妻を提訴、10月には妻への賠償命令が確定したのだ。

 だが、この際の夫・一徳の態度は情けないものだったらしい。ご近所トラブルが起こると、前面に立たずにコソコソと逃げ回ってばかりだったというのだ。妻に頭が上がらないのに加え、小心者でもあるのだろう。演技そのままに――。ついでに一徳は妻との離婚を決意したのだとか。逃避である。

 弟シローの情けなさぶりは有名だが、お兄ちゃんまで――。似たもの兄弟である。

最終更新:2013/11/12 21:00
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