板東英二、活動再開会見に参加した記者が明かす「最高に寒かったアノ発言」
個人事務所が約7,500万円の申告漏れを国税庁に指摘され、休業状態だった板東英二が10日、大阪市内のホテルで会見を行った。事件の発覚から約10カ月もたってからの会見は、各紙でも「不思議釈明」「モヤモヤ謝罪」と書かれた通り、「なんのために開いたのかよくわからない、ヘタな寸劇のような会見だった」(ワイドショースタッフ)と酷評されている。
「マスコミに送られた取材案内のFAXには、『活動再開会見』と銘打たれていました。しかし申告漏れの説明を一切しないまま休業状態になったのだから、まず謝罪が先だろうと思いましたね。さらにそのFAXには、会場が大阪であることに付け加えて、当日浜松で不発弾処理が行われるため“東京からの新幹線は遅れる可能性が高いですよ”という内容の説明まで書かれており、できる限り取材陣の数を減らしたいという魂胆も丸見えでしたね。FAXを送らなかった媒体からの取材は全て断ったそうですし、あきれてしまいますよ」(同)
始まる前から不信感が漂っていた今回の会見だが、その内容に、報道陣は度肝を抜かれたという。板東は、20年間、植毛をしていたことを唐突にカミングアウトし、「カツラが経費で落ちると聞いて、植毛も経費で落ちると思った」と語ったのだ。
「報道陣からは失笑が漏れましたね。その後も、『これでみそぎが済んだ?』と聞かれて、『“毛頭”思っておりません』とさりげなくネタを入れ込んだり……。『久々に笑い、取れてるんやないか!?』みたいな、ウキウキしちゃっている感まで伝わってきて、正直かなり寒かったです」(スポーツ紙記者)
さらに取材陣をあきれさせたのが、会見が騒動勃発からかなり遅れたことについて、「プロ野球シーズン中を避けた。同じ日に紙面に載るのは避けたかった」と野球愛を言い訳に持ち出したことだという。
「その日は、台湾で野球・小久保ジャパンの試合が行われていました。11日付スポーツ紙で見事に“共演”してますから(笑)」(同)
ちなみに「活動再開会見」と謳っておきながら、いまだに仕事は決まっていないという。坂東の毛髪、財布、存在感は、今後も薄くなっていくばかりだろう。