電通が「無名だから」と事故を隠蔽!? 7人組アイドル、全員ケガで活休の裏側
芸能プロダクション・プラチナムプロダクション所属のガールズユニット「FUJI★7GIRLs」のメンバー全員が負傷するという事故が発生し、ネット上でにわかに話題となっている。騒動の発端となったのは、プロダクションHPならびにメンバーのブログやTwitterで、「全身に外的要因による色々な症状が出てしまっているので、暫く人前に出るのをお休みする事になるかもしれません」といった内容の発表があったことからだった。
さらには「髪がボロボロになったので念願のショートカットになるかも」「今は詳細には触れないでください」というメンバーの書き込みがさまざまな臆測を呼んだが、6日、パチンコメーカー・藤商事が「弊社の委託した制作会社による撮影において、演出の一部で用いたセメントが原因で皮膚疾患等を発症する事態が発生いたしました」とHP上で騒動のあらましを説明、謝罪するという事態に発展した。
「そもそもFUJI★7GIRLsは、藤商事のプロモーションガールズユニットということもあり、藤商事サイドから今回の事故について正式発表がありましたが、代理店業務を担当した電通は、タレントが全員無名とあって、事態を公表するつもりはなかったとか。ところが、ネット上で予想外の速さで情報が拡散されてしまったために、方針を転換。事故の責任はすべて制作会社と電通にありますが、代表して藤商事が謝罪するということで落ち着いたようです」(パチンコ会社関係者)
負傷したメンバーは当日、パチンコの新台で使用する映像を撮影するため、栃木県内でロケを行っていたという。
「撮影でメンバーがセメントをかぶったところ、全員の皮膚に発疹が出てしまったということですが、制作会社は、事前にスタントマンがセメントをかぶり、なんの異常も見られなかったと言っています。しかし結果的に7人全員にケガを負わせてしまったんですから、非常に苦しい言い訳ですよ」(同)
本来であれば、電通と制作会社はメンバーやプロダクションにも口止めを行うつもりだったようだが、負傷したタレントの人数が多いこと、またしばらくの間は芸能活動を完全に休止せざるを得ない状況になってしまったことから、直接的な原因こそ伏せるものの、活動休止は発表することとなった。
「メンバーは完治するまでの間、水着での撮影など、肌を露出する仕事は一切できないという状態なんです。事務所関係者も『医師の判断では完治時期も見えないようだ』としており、プロダクション側の被害は相当なもの」(週刊誌編集者)
まずはこうした事態を発生させないことが第一ではあるものの、タレントが無名だからといってもみ消すことなどできないということを、制作会社や代理店は肝に銘じなければならないだろう。