コラム
女のB級歴史ニュース

取調室から夫を奪還、「残金50円」の逃走劇――女の“愛ゆえ”の暴走事件

2013/10/04 19:00

 逮捕時、夫はおとなしく捜査官に従ったが、妻のNは凄まじく抵抗したという。屈強な刑事数名でようやく路上に押さえつけたが、それでも手足を振り回し、「放せーッ!」と絶叫して、暴れるのをやめなかったとのことだ。

 足しげく面会に通い、50通近くの手紙を書くなど情熱的な面があるかと思えば、奪還作戦は逃走用のレンタカーまで用意するなど、冷静に計画を立てている。この二面性が、Nの恐るべきところだろう。

 以上が、 “奪還”事件のあらましであるが、Nに共感したという女性はどれくらいいるだろうか? 男への愛を原動力に、ここまでの逃走劇を繰り広げたNのパワーには恐れ入ってしまう。しかし一方で、Kの立場を考えると、女をそこまで惚れさせて、男冥利に尽きるという見方もできるが、その思いに応えるのは至難の技のような気も……。その後、NとK、そして子どもの3人はどうしているであろうか。親子で幸福に暮らしていることを願うばかりである――。
(橋本玉泉)

最終更新:2013/10/04 19:16
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