KAT-TUNの年末ライブ&『紅白』出演組で危ぶまれる、『カウコン』“品薄状態”
田中聖の脱退により4人で再始動することとなったKAT-TUNのライブが、12月30日・31日に京セラドーム大阪で開催されることが決定した。この発表に伴ってジャニーズファンの間で問題となっているのが、毎年ジャニーズタレントが勢揃いして開催される、大みそかから元旦にかけて東京ドームで行われている『ジャニーズカウントダウンコンサート』(通称カウコン)だ。昨年は嵐、TOKIO、関ジャニ∞の『NHK紅白歌合戦』出場組がドームには現れず、事前に収録したVTRが流れたのみだったが、今年もすでに数組の出演が不安視されているという。
大勢のジャニーズ事務所所属タレントが集まる貴重なカウコンだが、ファンにとって気になるのは、やはり『NHK紅白歌合戦』に、ジャニーズが「どう関わるか」ということだろう。10月14日付の日刊スポーツが今年の『紅白』について「白組司会は嵐」と報道。これが事実ならば、今年も東京ドームでのカウコンに嵐が駆けつけることは難しそうだ。
「11月からツアーが始まる関ジャニ∞は、12月23日のナゴヤドーム公演から元日まででスケジュールが空いているため、『今年も紅白に出るだろう』と見ているファンが多いですね。関ジャニに加え、KAT-TUNまで出ないなんて『カウコンがどんどんショボくなってきた』と嘆いているファンもいます」(熱心なジャニーズファン)
またそのほかにも、通常であればカウコンに登場しそうなグループも『紅白』との関係で出演が危ぶまれているという。
「来年1月開始の大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演を務めるV6・岡田准一がゲスト審査員として『紅白』に出演する可能性は高いですね。そうなるとV6は東京ドームでのカウコンに5人で登場後、岡田が合流することになるのか、それとも6人揃った形でVTR出演になるのか。また、Kis-My-Ft2も今年の『紅白』に初出場すると目されています。2月リリースの『My Resistance -タシカナモノ-/運命Girl』が、オリコン2013年上半期シングルランキングで7位に入っていて、CD売り上げで見れば出場は妥当な上に、SMAPのチーフマネージャー・飯島美智氏の協力バックアップもありますからね。もしキスマイが『紅白』初出場となれば、カウコンは途中から参戦ということになるかもしれません。一方、ジャニー喜多川社長のゴリ押しで同番組に選出されていたNYCは今年のCDリリースがないため、『紅白は落選するのでは?』との見方が強まっています」(ジャニーズに詳しい記者)
KAT-TUNが京セラドームでライブを行い、先述のグループが『紅白』に関連するとなれば本家が“品薄状態”になりそうな今年のカウコン。最初から登場できそうなグループといえばKinKi Kids、NEWS、Hey!Say!JUMP、A.B.C-Z、タッキー&翼などで、ソロでは近藤真彦・山下智久・内博貴・中山優馬らが登場する可能性が高い。例年通りであれば『紅白』の司会者発表は今月中にも行われ、出場者発表は来月末に行われる予定。同番組によってカウコンの出演者・内容にも大きな影響が及ぶことが予想されるが、一体どうなるだろうか。