意外と知らない、夫や家族の仕事内容

■ネット民の間で最上位の職業はニート？

　ママ友グループでは、夫の職業によってヒエラルキーが決まってしまうケースもあるとか。個人的には、夫の職種がそのまま妻の評価につながるのはナンセンスで不合理だと思いますが、そんなヒエラルキーが存在するのは事実です。

　最近では減ってしまいましたが、読売新聞が運営している掲示板「発言小町」では、「私の夫は医者」「夫の年収は1，000万円」と、やたら配偶者自慢のフレーズがあふれ返り、一部のネットウォッチャーから揶揄の対象になっていました。「ネット上で自慢をしたい。そうだ、夫が医者もしくは高収入ということを書けばいいのでは？」と思っていたのでしょうか？　なんだか哀しいですね。

　ママ友グループにはママ友の価値観があるように、ネットには「ネット住民が羨ましがる職業」があります。それはずばり「お金持ちの無職」。みんな仕事の苦労は知っているので、金銭的に困らない「無職」は、あこがれの的です。親の資金が枯渇すれば終わりですが、「ニート」もネット上では、ある意味「貴族的」な立場ですね。しかし、「オレは親の資産で暮らしている無職だ！」は羨ましい半面、なんだか自慢になっていないような気がするのは、私が社畜だからでしょうか。

Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。