「民放最下位」「緊急イベント」の山下智久、アルバム&ツアーも“助っ人”頼り!?
9月11日にニューアルバム『A NUDE』をリリースすることが明らかとなった山下智久。出演ドラマの視聴率低迷が続き、CD売り上げも低下気味の山下だが、新アルバムではジャニーズの先輩・後輩が“助っ人”として参加。7月31日に発売されたシングル「SUMMER NUDE’13」でも、売り上げアップのための緊急イベントを急きょ発表するなど、テコ入れが続いている。
山下が主演を務めている月9ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)は、初回こそ17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、その後は10~13%台に下降。一桁こそ獲っていないが、8月5日・12日の週には後番組『SMAP×SMAP』にも数字で負けてしまった。
真心ブラザーズの代表曲をカバーした新曲「SUMMER NUDE’13」は、デイリーランキングでは首位に立ったが、3日後にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』挿入歌の「潮騒のメモリー」が追い上げを見せ、逆転1位に。週間ランキングで同曲が1位になることを阻止するためか、山下のCD購入者を対象とした『SUMMER NUDE』ドラマファンミーティングの開催を急きょ発表。CDに封入されていた「グッズ応募券」と「Pロゴマーク」2枚を1口にして、ハガキで応募するという形で参加者を募った。
「山下は、2011年のシングル『はだかんぼー』でも、AKB48の派生ユニット・フレンチキスと週間ランキング争いとなり、緊急握手会を実施、見事に1位を獲得した前例がある。今回は主演ドラマの主題歌だけに、負けられない戦いだったことは明白です。ファンミーティング開催により、新曲は初週で前作『怪・セラ・セラ』の9.7万枚から少し上がった9.9万枚を売り上げ、週間ランキング首位を勝ち取りました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、先日発表された新アルバムには、昨年のドラマで共演したSMAP・香取慎吾とのユニット・The MONSTERS名義で作詞作曲した楽曲や、SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏の管轄にあるKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔とのコラボ曲が収録されることに。CD売り上げだけでなく、10月から開催される山下のツアーにも香取・藤ヶ谷がサプライズ出演する可能性があり、ツアーの動員に両者のファンが一役買いそうだ。
また、ソロ転向後はバラエティ番組にも進出しているが、山下の新規路線とするには時間がかかりそうだ。
「今年1月スタートの『ジェネレーション天国』(フジテレビ系)で司会を務めていますが、ゴールデン帯で7~9%台しかとれず、民放最下位になる日もあります。ここ3カ月間はSPでも9%ですから、このまま低迷が続けば番組終了ということもあり得るのでは」(同)
今後、山下の俳優としての大型仕事は『金田一耕助VS明智小五郎』(同、放送日未定)になるとみられるが、このような現状を打破する作品となるのだろうか? 再び山下の人気を爆発させる秘策は飛び出すのか、飯島氏の手腕に期待がかかりそうだ。