RIKACO&渡部篤郎はレア! 離婚後、子どもに会えない・会わせない
――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。
タレントのRIKACO(47歳)は、1994年に当時同じ事務所に所属していた俳優・渡部篤郎と結婚。その後、2人の息子を出産し、カリスマ主婦として知られるように。しかし、価値観・ライフスタイルの相違により、2005年12月に離婚し、結婚生活にピリオドを打ちました。そんな2人ですが、今年の8月上旬、成田空港にRIKACO、渡部篤郎、18歳と14歳の息子の姿がありました。復縁したわけでなく、子どもたちのために夏休みのハワイ旅行に出かけ、仕事のために一足先に帰国したRIKACOが空港に迎えにいったようです。渡部には現在、恋人・中谷美紀がいるのですが、報道によると、子どもたちのことを一番に考える渡部の生き方を尊重しているようです。離婚しても子どもたちとっては、生みの親は変わりません。このように一緒に旅行ができるのは素晴らしいことだと思います。
さて、今回は趣きを変えて、RIKACO・渡部元夫妻のようなお話をピックアップしようとしましたが、2ちゃんねるで探した結果、読後感が悪い話ばかりヒットしてしまいます。まあ、この連載のタイトルも「Hage田ゲス子セレクト『渡る世間は鬼女ばかり』」ですからね。「Hage田ゲス子」の名前に負けない強烈なエピソードをご紹介します!
<2年たっても鎮火しない怒り>
不倫されて離婚。間男、元嫁のその後
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/furin/1165912525/
当時、投稿者は36歳、妻は34歳、子どもは小学5年生、3年生の一家。投稿者は農業を営んでおり、某協会の活動の一環で、25歳の研修生を自宅に受け入れることになりました。妻も研修生とうまくやっていたので安心していましたが、1年後、2人に肉体関係があることが発覚。若い研修生は9歳上の女性に興味を持たないだろうと投稿者は油断していましたが、どうやら年上女性が大好きだった模様。しかも、妻の妊娠が発覚し、妻いわくどちらの子どもかわからないとのこと。すぐに離婚して、妻と研修生を追い出しました。
この2年前のエピソードを2ちゃんねるに投稿したところ、2ちゃんねらーから「慰謝料を請求した方がいい」とアドバイスされます。そこでなんとか2人を探し出し、話し合いの席を設け、300万円の慰謝料を請求します。「今さらなぜ?」と驚く元妻と研修生ですが、請求を受け入れる以外のことはできません。
この話し合いの後、元嫁から自宅に「子どもの様子が気になる」と頻繁に電話がくるようになります。幸い子どもたちには電話をとらないように教えているため、元嫁と子どもたちが話す機会はありませんが、2年間も連絡せずに放っておいたのにいまさら連絡するのはおかしいと抗議するも、「今までは忙しくて連絡ができなかった」と反論します。「今度電話をしたら裁判で徹底的に争う」と伝え、徹底抗戦の姿勢を強める投稿者なのでした。
<子どもが最大の被害者>
【修羅番場蛮】修羅場 既婚男性板 3劇
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1316303421/
妻が2人目の子どもを妊娠するも、計算が合いません。問い詰めた結果、間男との子どもと判明し、離婚。長女・次女は嫁と間男が引き取り、慰謝料を請求しない代わりに養育費を支払わないことになりました。3年後、投稿者はバツイチ子持ちの女性と再婚。そして5年後に、小学5年生になった長女が、突然自宅にやってきました。当時、投稿者は出張中だったため、妻が食事を与えて一泊させます。
長女は黙って家を出たので、元嫁の方では大騒動に。投稿者は自宅に戻り、話したくない元嫁に連絡をしないと……と悩んでいると、警察、児童相談所、元嫁、間男が自宅にやってきました。投稿者が長女を誘拐したと疑われ、逮捕されそうになりますが、長女はいきなり全裸に! 体は傷とあざだらけ。「自宅に帰ると、母親と間男に殺される」「虐待されている」と発言し、形勢は一気に逆転。長女はシェルターに直行し、間男は別の犯罪がバレて塀の中へ、元嫁は拘置所に入った後に間男と離婚しました。
<母親の罪深いウソ>
子供にどのくらい会ってない???
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/x1/1193057217/
投稿者はある日、元妻から呼び出され、13年ぶりに子どもと会います。2人は高校3年生と高校1年生になっていました。別れてから何度も元嫁に子どもへの面会希望の連絡をしていましたが、無視された上に、最後は「これ以上連絡すると法的処置をとる」と一方的にシャットアウトされます。そもそも、離婚の原因は妻の浮気。ところが、元妻は子どもたちに「単身赴任中に父親が浮気をしたので離婚。その後、女性と行方をくらませたので連絡不能に。借金を作っていたので養育費も払えない」とウソの説明をしていました。
しかし、ここにきてお金に困り、元夫に頼ってきたようです。今の夫はパチンコ狂いで借金持ち。幸い投稿者は「なにかの時のため」に1,000万円ほど貯金があったので、それを子どもたちの学費に充てることにします。子どもたちは長年父親のことを恨んでいましたが、誤解だとわかり和解。最終的に子どもたちは投稿者と暮らしたいと望むようになりました。
■子どもに会う権利
離婚した後、親権者・監護者にならなかった親が、子どもに面会して一緒過ごす権利のことを「面接交渉権」といいます。法的に規定されていないものですが、親も子どもも持っている権利です。しかし実際には、子どもを育てている人間の意思によってきちんと行使されない場合が多々あり、きちんと明文化されていないため刑罰もありません。
正しい数字はわかっていませんが、離婚によって子どもと会うことができずに悩んでいる親は多数いると思われます。弁護士に相談するのもありですが、家庭内のトラブルに強い「公益社団法人 家庭問題情報センター」(http://www1.odn.ne.jp/fpic/)などが面会交流の援助活動を行っており、ここに相談することもできます。面会交渉権で悩んでいる人は、連絡してみましょう。
Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。