「プレイボーイ」創刊60周年、表紙を飾ってきた有名女優のヌードを振り返る
■カーニー・ウィルソン
人気コーラスグループ「ウィルソン・フィリップス」のカーニー・ウィルソンは、長年肥満に苦しんできた。ピーク時は136キロにも達し、健康面での不安を抱えた彼女は、99年に胃を小さくするバイパス手術をし、68キロまで減量することに成功。大喜びした彼女は、03年8月号の「プレイボーイ」でヌードを披露した。彼女は28から6までサイズダウンしたのだが、ほかのプレイボーイ・モデルたちに比べると明らかに太め。しかし、そんなことも気にならないほどの仕上がりだった。彼女の美しさが際立つように、たわわな乳房を強調するように撮影されており、男性だけでなく女性からも好評。カーニーはその後、リバウンドし、再び肥満に苦しむことになるが、「プレイボーイ」のヌードを見て自分を奮い立たせていると告白。今もダイエットに励んでいる。
■キム・ベイシンガー
俳優アレック・ボールドウィンとの泥沼離婚・親権裁判でのイメージが強いキム・ベイシンガーだが、その昔はセクシー女優として一世を風靡していた。ブレイクのきっかけとなった作品は、ボンドガールに抜擢された『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(83)。これを記念するように彼女は83年2月号の「プレイボーイ」を飾った。欧米人が重要視するお尻はさほどないものの、乳房は大きく、なによりも表情に艶があると話題に。その後、彼女は映画『ナインハーフ』でセックスシンボルとなった。
■ジェリ・ハリウェル
スパイスガールズの“ジンジャー・スパイス”として90年代に世界的な人気を誇っていたジェリ・ハリウェルが、ふてぶてしい表情で「プレイボーイ」の表紙を飾ったのは98年5月のこと。撮影は外で行われており、むすっとした顔にむちっとした体、薄めの陰毛がアンバランスで男性の本能を刺激し、好評を得た。一方で、お世辞にもキレイな体だとはいえないという声も上がっており、ウエストのくびれがなさすぎる、乳が垂れているという手厳しい意見もあった。
■ディタ・フォン・ティース
バーレスク・ダンサーでフェティッシュ・モデル、マリリン・マンソンの元妻として知られるディタ・フォン・ティースが「プレイボーイ」を飾ったのは2002年12月のこと。縄で縛られ、口輪をされ、顔をゆがめた写真、手を縛られた写真、ノーパンで乗馬のムチを持つ写真、乳房を出し、飛行士のコスプレをする写真など、マニアにはたまらないショットが掲載された。43センチまで細くなるというウエストも、コルセットを着用し披露。豊満な乳房と比べて、なんともアンバランスで芸術的だと話題になった。