『あまちゃん』橋本愛が「性格悪い」「ヤンキーキャラ」といわれるワケ
NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が絶好調だ。宮藤官九郎ならではの小ネタをちりばめつつも、家族や青春の王道のドラマを描いたストーリーは、幅広い層に受け入れられた。さまざまな雑誌で『あまちゃん』の特集が組まれ、出演者たちの人気も急上昇している。
ドラマ内のアイドルユニットである潮騒のメモリーズやGMT6、アメ横女学園には実際にファンがつき、彼女らがCDをリリースしたりライブを行うなどといった、作品を飛び越えた活動をすることが強く期待されている。主人公の天野アキを演じる能年玲奈も自身のラジオ番組『能年玲奈のGIRLS LOCKS!』(TOKYO FM)で「小泉今日子さん、(『あまちゃん』の音楽担当の)大友良英さん、そして潮騒のメモリーズで紅白歌合戦に出たい」と発言し、ファンを大いに喜ばせた。
しかし、そんな中、逆風が吹き始めているのが、潮騒のメモリーズのパートナーである足立ユイを演じる橋本愛だ。週刊誌で熱愛騒動や飲酒疑惑が報じられ、さらにはPRイベントでの不機嫌発言をバッシングされ、『あまちゃん』の劇中でのヤンキーぶりがあまりにも板についているためか「ヤンキーキャラこそが彼女の本性なのではないか」という声すら一部のファンから出る始末。彼女の本当のキャラクターは、どういうものなのだろうか?
「以前インタビューした際には、確かに若干とっつきづらいところがありましたね。彼女がこれまで出演した作品について聞いたんですが、興味がない作品のことは『覚えてない』と、ちゃんと語ってくれませんでした。そういう意味でも、サービス精神はあまりない子だなと(苦笑)。ただし、映画『桐島、部活やめるってよ』については話しだしたら止まらなくなってましたし、女優という仕事への熱意は人一倍あるとも感じました」(映画ライター)
これ以外にも彼女のプロ意識を褒める関係者は多い。
「橋本は2010年の映画『告白』で、クラス委員の少女を好演しました。これで彼女のことを知った業界関係者も多いんですが、当時からプロ意識はしっかりしていると評価されてましたね」(映画宣伝会社スタッフ)
ただし、彼女には誤解をまねきかねない言動も多いのだという。その一例が、大物俳優とのタメ口での会話だ。
「映画『俺はまだ本気出してないだけ』に、堤真一演じる主人公の娘役で橋本は出演してます。堤以外に石橋蓮司などの大物がキャストに名前をつらねていて、彼女も最初はそうとう緊張していたようですが、すぐに堤らとタメ口で話すようになりました。そういう度胸のいいところが監督や堤に好かれて可愛がられてましたが、彼女のことをよく知らない人からは生意気だと思われるかもしれませんね」(前出・映画宣伝会社スタッフ)
どうにも誤解されやすい橋本だが、実はそれこそが、彼女が大物になれる証拠なのかもしれない。演技以外で足をすくわれないためにも、プライベートは慎重になった方がいいかも?