ドロボーの冤罪が身近になった時代、トラブルに巻き込まれたらどうすべき?
その後、防犯カメラをチェックしたところ、姉妹が泥棒でないことが判明。そして泥棒と知り合いだったスーパーの店員は、大量のポイントスタンプを横領していることもわかりクビに。スーパーの責任者が商品券をもってきて、謝罪をしました。
<泥棒ママと勘違いされた>
【窃盗】発見!泥棒~手癖の悪いママ79【万引】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/baby/1252323459/
投稿者が幼稚園に子どもを連れて行ったら、いきなり「人の子どもの物を泥棒してるのよ!」と肩をつかまれ、女性から怒鳴られる。違うクラスの母親(以下Aママ)なので、名前も知らない。一方的に殴られ、引っかれ、髪を引っ張られているところに、幼稚園の先生が止めにやってきて、部屋に連れていかれます。落ち着いたAママは「投稿者さんが付けていたシュシュが、娘から盗んだモノだ」と主張。しかし、このシュシュは投稿者が自作したものであり、盗んでないとしどろもどろになりながら反論。
Aママは謝罪を拒否していたが、「私も同じようにみんなの前でどつき回して、謝罪しろって怒鳴りつければいいんですね?」と投稿者が伝えたら、やっと謝罪。しかし、爪で顔や手を引っかかれ、通院することに。その後、幼稚園では「勘違いによるトラブルが発生したが、登園に犯罪者はいない」というプリントを保護者に配布することになり、問題のAママからは治療費全額負担と高額な商品券をもらい、決着をつけました。このトラブルが解決した後に、Aママに泥棒行為をしている犯人が発覚し、泥ママは退園することになりました。
■事実より“印象”が広がることに気をつけろ!
トラブルに巻き込まれたらスマートフォンで会話を記録する癖をつけておきましょう。口で言うのは簡単ですが、動揺している時に「ろ、録音しなきゃ!」となかなか体は動かないものです。すぐ起動できるように、アプリを押しやすい場所に配置したり、脳内でシミレーション・練習しておきましょう。ポケットやカバンに入れておくと上手く録音できないので、相手にばれないように手に持っておくのがコツです。
今回取り上げたように「泥棒に間違えられた」場合は、「私はやってないから、大丈夫。神様は知っている」と考えて、何もアクションを起こさないのはイチバンダメな対応です。真実かウソか関係なく、周りの人は「印象」で判断します。日ごろの行いも大事ですが、泥棒の疑いをかけられたときにしっかりと反論をしておかないと、「犯人はあの人なんだ」とずっと思われてしまいます。
濡れ衣を着せられたときにしっかり押さえておきたいポイントは2つあります。それは「泥棒でない証拠」と「疑われた私は泥棒でないという公表」。いくら疑いが晴れても、それをアピールしないと意味がありません。スーパーで泥棒の疑いをかけられたらスーパーが、幼稚園で泥棒の疑いをかけられたら幼稚園が、「×××さんは泥棒ではありません」と、きちんと告知するように働きかけましょう。また、友人や知人が絡んでいる場合は、早いうちに根回しをしておくのも重要です。
Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。