放尿&暴言のJ・ビーバー、クリントン元大統領に謝罪
連日、悪行ばかりが報じられているジャスティン・ビーバー。悪友たちとつるんでマリファナを吸ったり、高級車を猛スピードで乗り回して近隣住民から嫌われたり、コンサートに遅刻しても高飛車な態度を示したり、今年に入り、不良アイドルと化している。先日は、明らかになんらかの薬物でハイになりヘラヘラしながら自撮りした動画を写真共有サービス「インスタグラム」に掲載したばかり。そんな彼の新たな動画が流出し、世間を唖然とさせている。
問題の動画は、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が入手したもので、今年初め、ニューヨークのレストラン厨房で撮影されたとのこと。ジャスティンと取り巻きの悪友たちはこの夜クラブに繰り出していたそうで、パパラッチをまくために、クラブとつながっているレストランの厨房を通り、外に出た。その途中でジャスティンは尿意を催し、厨房の隅に置かれていた清掃用バケツに向かって放尿したのである。
動画は「小便タイムだぜ」「一番近いトイレでな」という笑い声と共に、ぶれながらスタート。カメラはすぐに、床掃除する黄色いバケツに向かってチョロチョロと音を立てながら放尿するジャスティンの後ろ姿を捉え、「オレらって超ヤバくね?」「超クールな場所で小便してね?」「永遠に語り継がれる行為だぜ」と友人と話しながら、スーツを着た強面顔のボディガードに見守られ、放尿し続けるジャスティンを映し続ける。
「永遠に語り継がれる行為だぜ」という言葉に、別の悪友が「ちょ、待てよ!」とつっこみ、「普通の人たちみたくトイレで小便しないってことだよ」と笑い声が上がる。カメラは小便を終えて階段を駆け上がるジャスティンを追いかけ、「オレたちは!?」という掛け声に「オレらは、ファッキングなワイルド・キッズ!」「ワイルド・キッズ!」と口々に声を上げ、ご一行のテンションはマックスに。レストランのクリーンスプレーを手にしたジャスティンが、階段を上りきったところの壁に掛けてあったビル・クリントン元大統領の写真にシュッと吹きかけ、「フ○ック! ビル・クリントン!」と言い放ち、駆けだしたところで動画は終了する。
放尿するジャスティンに向かって悪友が言った、「オレらって超ヤバくね?」のヤバい(swag/swagger)はジャスティンお気に入りの単語で、クールという言葉よりも上を行く、「ヤバいほどイケてる」という意味。軽い若者たちが使うはやり言葉でもあり、大人たちからは、「誰も彼もがバカの一つ覚えみたく言っていてウンザリだ」と眉をひそめられている。
さすがにビル・クリントン元大統領に「フ○ック!」と言いながらスプレーをかけたのはマズいと思ったらしく、Twitterに、「人間は生きていれば過ちを犯すもの。その過ちをネタに叩き潰そうとする人もいるけど……常にポジティブでいないとね。強い気持ちを持ち続け、よりよい人間になるよう学ぶんだ。人のため、そして、我が主のために尽くすのさ」と弁解した上で、「お話をする時間をくださってありがとうございます、ミスター・プレジデント。あなたのお言葉、本当に感謝しています」とビル・クリントン元大統領に向けてツイート。和解したことをアピールした。
Twitterでは宗教心のある優等生だが、行動がまったく伴わないジャスティン。悪行ばかりが伝えられる彼との復縁を渋るセレーナ・ゴメスに、「キミのために絶対に変わるよ」と約束し、7月4日にめでたく復縁したとも伝えられているが、今回流出した放尿動画が原因で別れてしまう可能性もありそうだ。
最新情報では、ジャスティンが一番仲よくしている悪友リル・トゥイストが、マリファナをキメながらジャスティンの車を乗り回し逮捕されたとのこと。2013年後半も、ジャスティンは、スキャンダルまみれになりそうである。