スマートフォンに巣を張り、日常を浸食するLINEの恐ろしさ
結果、夫はLINEの女性と一緒に住むために家を出ていくつもりだったことが判明。しかも、浮気相手は現在夫の子を妊娠中。夫は浮気相手と一緒になるつもりでしたが、話し合いの結果、浮気相手は中絶させ、夫と関係を再構築することになりました。
<LINEはいじめの舞台になる!?>
☆中学生の保護者☆5
toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1359534066/841
投稿者の中学生の子どもが「どうしてもLINEがやりたい!」と言うので、iPod touchにLINEを入れて渡します。その後、登録したLINEを見てみると、クラスの半分以上の子がやっていてビックリ! クラスごとのグループ、出身小学校のグループ、部活のグループ、仲良しグループと細かく分かれており、さらに驚きます。子どもはスマートフォンを買ってくれと頼んでくるが無視をしているという投稿者。
この書き込みに対して、
・LINEを使ったいじめがあるので注意
・LINEをやらせている親に対して、不満を持っている父兄もいる
・出会い系のトラブルが多いので注意
といったアドバイスが出てきました。年頃の子どもを持つ親が、LINEの存在に頭を痛めていることがよくわかるエピソードです。
■簡単に生活と切り離せないLINE
今回紹介した「浮気相手との連絡にLINEを使う」という場合は、たまたまメールや電話でなく、LINEが使われただけでなので、LINEの特徴にはあまり関係ありません。LINE特有の問題点は2つあります。
1つ、未成年のユーザーが多い点。判断力やネットリテラシーが弱い彼らにとって、いじめや援助交際の誘惑、ネットを使った誹謗中傷などのトラブルに巻き込まれやすく、被害にあった時に対処はできません。また、未成年者を狙ったユーザーも出てきます。
2つ目は、LINEはスマートフォンを使ったサービスだという点です。過去にも似たようなツールやサービスが出てきて問題になりましたが、今まではPCからのアクセスがメインだったので、PCの電源を切っておけば、生活から切り離すことができました。しかし、LINEはスマートフォンでの利用がメインになるため、より生活に密着してきます。つまり、「見るとストレスが溜まるから、電源を切って放置」といった対策が成立しにくいのです。
それでも小学生から高校生の子どもがLINEを使いたがったら、「定期的に中身のチェック」「トラブルがあれば必ず報告」「夜間は利用しない」といったルールをきちんと決めておくのがよいでしょう。
Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。