失恋をネタにするテイラー・スウィフト、元彼ジョン・メイヤーの新曲でディスられる!
アメリカ音楽界きってのプレイボーイとして知られるジョン・メイヤーが、元カノであるテイラー・スウィフトを新曲でディスったようだと話題になっている。3年前にテイラーが「Dear John」でジョンをディスったことに対する報復だと見られており、ネットでは、「よくやった!」「執念深い男だ」など、さまざまな意見が飛び交っている。
元カレを曲のネタにし、ケチョンケチョンにコキおろすことで有名なテイラーが、ジェニファー・アニストンやジェシカ・シンプソンら多くの美女と浮名を流してきたジョンと交際していたのは2009年のこと。ジョンはテイラーより12歳年上であり、テイラーはまだ19歳だったことや短期間で破局したことから、「恋人ではなく、兄妹のような単なる気の合う友達だったのではないか」と報じるメディアも多かった。しかし、10年にテイラーが「Dear John」をリリースしたことで、2人が男女として交際していたことが判明。「今ならわかる。過ちだったのね/アナタの病的なゲームを仕掛けるには、19歳って年は若すぎじゃない? 愛してたのに/あぁ、気がつくべきだったわ」という歌詞から、世間は「ジョンが若いテイラーをもてあそんだ上、捨てた」と信じ込み、ジョンは批難され、テイラーには同情が集まった。
「Dear John」のおかげで「ロリコンのスケコマシ」とまで言われるようになり、大きなイメージダウンをくらったジョンは、3年たった今でもこのことを根に持っており、昨年発売された米カルチャー誌「Rolling Stone」のインタビューで、「とんでもなく屈辱的だったよ」と発言。08年に抗不安薬ザナックスを服用することがあると明かしているジョンは、「なんでこんなことされなくちゃいけないんだって、とっても嫌な気分になったよ」と、この曲のせいでひどく落ち込んだことを告白。「どん底にいたのに、さらに深いところに蹴落とされた感じがしたよ」と嘆き、世間から気の毒がられた。
テイラーはこのインタビュー記事に反応はせず、テイラーの友人はメディアの取材に対して、「テイラーは、あの曲がジョンのことを歌っているって認めたことはないわ」と述べた上で、「ジェニファー・アニストンやジェシカ・シンプソンのことをいろいろ暴露したくせに、自分の身に降りかかったら同情してくれと訴えるだなんて、嫌な男」とぶった斬っている。
今年に入り、4月にラスベガスで開催された『カントリー・ミュージック・アワード』のアフターパーティーで、ジョンとテイラーがいちゃついている姿が目撃され、復縁するのかと注目されたが、その後は何も起こらず。ジョンはケイティ・ペリーと真剣交際を続けるようだと伝えられたが、ケイティとも先日破局してしまった。
そんなジョンが、6月18日にファン待望の新曲「Paper Doll」のミュージックビデオを公開。その歌詞が、どうも、テイラーに宛てた皮肉たっぷりのメッセージらしいと、ネット上で大きな話題となっているのだ。
「紙の着せ替え人形」という意味のタイトルが付けられた「Paper Doll」には、「黒のシフォンドレス」「ゴールドとブルーのドレス」「ミント・グリーンの春の新作ドレス」「髪を後ろにまとめて、モロッコレッドのスカーフを巻いて」「痛くなるほど、きついストラップ・ヒールを履いて」などの歌詞がある。
テイラーは黒のシフォンドレスが好きで09年のグラミー賞授賞式などで着ているが、ジョンが指す「黒のシフォンドレス」は09年12月にニューヨークで開催された『VEVO』のプレミア・パーティーに出席した際に着ていたものと思われる。なぜなら、2人はこの時、ラブラブのツーショットを披露していたからだ。
「ゴールドとブルーのドレス」は、09年に人気トーク番組『The View』にゲストとして出演した際に着用していたもの。「ミント・グリーンの春の新作ドレス」は07年度『CMTミュージック・アワード』で着用していた美しいロングドレスだとされている。
テイラーは「一番好きな色はレッド」と公言しており、昨年リリースしたアルバムも『レッド』であり、モロッコレッド色のスカーフを巻き、髪を後ろにまとめて外出している姿を何度かパパラッチされたことがある。「髪を後ろにまとめて、モロッコレッドのスカーフを巻いて」というラインは、間違いなくこのことを指しているとみられている。
そして、「痛くなるほど、きついストラップヒールを履いて」は、昨年開催された『第40回アメリカン・ミュージック・ アワード』で履いていたような、テイラーがイベントなどで好んで履いている革を巻きつけたストラップのヒールだとされている。