「顔面そっくり整形」「陰毛カミソリ贈呈」命すら厭わないセレブファンの狂行
恋多き歌姫テイラー・スウィフトが、先月末に現金一括で購入した18億円のビーチハウス。その家に侵入しようと、丑三つ時に、冷たい海の中を約3.2キロも泳いだ22歳の男性が逮捕された。男性はテイラーの大ファンで、海伝いに彼女に会いに行こうと思ったと警察に説明。「セレブリティ崇拝シンドロームに陥ったファンの奇行は怖い。厳しく処するべき」「海はテイラーのものではない。不法侵入ではないのだから罪に問うべきではない」と、ネット上で大きな話題となっている。
テイラーは、4月末に、アメリカ・ロードアイランド州の海沿いの崖の上にある、6,400坪(5.23エーカー)の敷地面積を誇る豪邸を20億円(約2,000万ドル)から18億円(約1,775万ドル)にまで値切り、キャッシュで購入。複数の米メディアが、邸宅の写真を添えてこの事を伝え、「海のすぐ側に住めるなんて、さすがA級セレブ」と一般人を羨ましがらせた。「この場所なら、海から行ける!」と思い込んだのか、ファンが海を泳ぎ、テイラーに会いに行こうとするという妙な事件が起こったのだ。
米ゴシップサイト「TMZ」によると、15日午前2時20分頃、テイラーの邸宅から1.6キロほど離れた海岸から、男性が上がってくるのを警官が発見。男性に近寄り、何をしていたのかと尋ねたところ、「テイラーに会おうと思って、海を泳いでいた。だけど、警備しているセキュリティチームの姿が見えて……あきらめた。渋々泳いで戻ってきたんだ」と明かしたという。警官は、不法侵入罪の容疑で男性を逮捕し、最寄りの警察署に連行。現在も拘留されていると伝えられている。
水温は約11度前後と思われる海の中を、往復3.2キロも泳いだというこの男性。22歳のシカゴ在住の若者でテイラーの大ファン。地元警察は、「不法侵入者に対しては、容赦しない方針だ」と厳しく発言し、テイラーのセキュリティチームと、男性に対する法的処置を検討していると発表した。
その昔、ハル・ベリーが、「ストーカーがいてこそ、真のセレブよね」とブラックジョークを放ったことがあるが、実に多くのセレブスターたちが、熱狂的なファンからの奇行に悩まされる経験を持つ。