“冷血人間”東野幸治が、「歌舞伎界に転身しない?」の仰天オファーに乗り気!?
共演者を次々と突き放すような言動を取り、先輩後輩を問わず「冷血人間」と揶揄されることが多いベテラン芸人・東野幸治。そんな「氷の心を持った男」が今、キャラ違いの“人助け”に目覚めたという。一体、東野の身に何が起こったのだろうか?
ひな壇から番組を盛り上げるだけでなく、司会業もこなし、時には役者としてドラマや映画に出演するなど、マルチに活躍する東野。
「その実力は先輩芸人の明石家さんまらも認めており、今後間違いなく吉本の中核を担う人材。また、かつて司会を務めた『あらびき団』(TBS系)に代表されるように、有望な後輩を見いだすことにも長けています」(お笑い業界関係者)
一方プライベートでは、かつて自身のファンだった一般人女性と結婚し子どもをもうけたが、後に離婚、しかし「母娘とヨリを戻しました。それ以降は、仕事もプライベートも充実しているようです」(同)という。
そんな東野が今、人助けに“目覚めた”。そのきっかけとなったのは意外な人物だった。
「中村勘九郎さんです。あまり知られていませんが、2人はプライベートでも交流があり、東野は『勘九郎さんとは、腹違いで種違いの兄弟やねん!』と冗談にも本気とも取れるようなことを言いまわってます(笑)。もともとは、東野が歌舞伎通の関係者に『後ろ姿がそっくり!』と指摘されたことをネタでしゃべったことがきっかけとなり、交流が生まれたようです。そんな2人ですが、最近東野は、勘九郎から『歌舞伎界に転身しないか?』と言われたらしいんです」(同)
歌舞伎界といえば、ここ半年ほどで市川團十郎、中村勘三郎の重鎮たちが病に倒れ、早すぎる死を迎えた。予想外の事態に、後継者の育成とともに「人気低下を危惧している関係者は、意外に多い」(スポーツ紙歌舞伎担当)そうだ。
そんな中で、勘九郎が東野に仰天オファーしたのも、「重鎮の死に対する、勘九郎の危機感によるものではないか」(同)とみられているという。
「今、歌舞伎界で性別、世代問わず誰にでも名前が通用するのは、市川海老蔵くらい。そこで東野の知名度を活用して、番組や公演などでコラボしようというのが、勘九郎の思惑ではないでしょうか」(同)
これに対し、東野も「これは一肌脱がないと!」と乗り気になっているという。「冷血人間」と呼ばれる東野が、どうやって歌舞伎界を救っていくのか、期待して見守りたい。